2019年2月21日木曜日

宇宙太陽光発電

将来、国内の電力問題を一気に解決する可能性を秘める発電技術を、日本が真剣に進めているのをご存知ですか?その名も宇宙太陽光発電。文字通り、宇宙空間で太陽光発電を行う技術です。具体的には、宇宙空間にパネルを設置し、発電した電気を電磁波に変換して地上の受電設備まで飛ばし、通常の電力網に送るという仕組みです。大気という邪魔がないので、単位面積当たり10倍の太陽光エネルギーを得られ、昼夜がないので24時間発電が可能となります。

この発想は以前からあったのですが、最近になって月面にパネルを敷設して太陽光発電を行うというアイデアが提唱されてます(清水建設より公式に発表されてます)。清水建設によると、月面の赤道一周分のパネルによって、地球1個分の電力が賄えるらしく、予算がつけば、35年には建設開始が可能だとの事。どこまで実現性があるのか全く分からないですが、実現すれば、昨今議論となってる電力の問題は一気に解決する、夢のある開発テーマですよね。

2019年2月20日水曜日

これから太陽光発電を始めようかとご検討中の方々へ

太陽光発電への投資。
今では、業種を問わず大手企業なども売電事業を当たり前に行っている事実、
収益性の高さと安定性から全国どこに行っても太陽光発電で目白押しです。

時折、売電単価が下がった等のメディア掲載があり、ともすれば
購入に消極的になられる方がひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、
何のその、権利保障された36円、32円、24円案件はまだまだ市場在庫が
ありますので、そちらを購入すれば全く問題ないと思います。

また、たとえ18円案件であっても、販売業者側での市場調達価格も
当時よりかなり下がってきている為、十分採算が合う価格設定になってきて
いますので、初期投資を抑えたい方にはこちらでも十分マッチングする物件が
あると思います。

太陽光発電への投資は、利回り10%前後(シミュレ
ーションツールによって利回り試算は異なってきます。)
で、連系費用、実費負担等の初期費用はある程度必要ですが、
例えばアプラス等の信販会社のローン審査を申し込み、
審査さえ通れば、少額を口座に確保しておけば、あとは
自動的に残高が増えていってくれる流れとなります。

あと、売電期間20年の長期スパンを考えた場合、故障リスクが心配で
保険をご検討の方もいらっしゃるかもしれませんが、保険会社さんに
よりけりながらも、この点概ねどこもかなり手厚い補償内容でカバー
されていますので、各社の補償内容を比較の上、入っておけばよろし
いかと思います。弊社はアプラスの代理店にもなっていますが、
アプラスでの融資をご利用の場合、1年間の出力抑制保証と10年間の
動産保険が無償でデフォルトでついてきます。

あと、土地はもっていなくても大丈夫です。
賃貸の形態で太陽光発電所のオーナーになる事ができちゃいます。

とにもかくにも、基本的に口座上でフローし、その残高が増え続
けてくれるところ、安定性、そして20年後には数千万にまで増大
の試算(但し、お約束まではできないので、投資はご自身のご判
断でお願いします。)。。って本当に魅力ですよね。

本日は太陽光発電への投資の魅力について改めて書かせていただきました。
概略とはなりますが、これから太陽光発電を始めようかと迷いご検討中の
方々へのご参考までに。

お読み下さり、ありがとうございました!








2019年2月18日月曜日

自家消費型の太陽光発電

自家消費型の太陽光発電が増えています。弊社が取り扱っている太陽光発電は、固定価格買取制度を利用した投資のイメージが強いですが、自家消費型はこれを利用せず、太陽光発電設備を導入し自社で電気を賄うことにより、電気代の負担を減らします。なので、節電・節約ができます。万が一、電気代の高騰が進んでも、その影響を避けられますしね。

でも実は、自家消費型の設備導入目的には、企業のイメージアップ戦略という側面が大きいんです。例えば、CSR対策やESG投資対策という目的です。CSR活動自体は利益を生みませんが、企業に価値を与えます。因みにCSRとは「corporate social responsibility(企業の社会的責任)」の略称です。ESG投資も似た感じですが、企業が環境や社会、経営面で長期的な視野を持って活動しているかどうかという観点から投資に値するかが判断されますので、ESG対策を行うことで企業のイメージアップにつながります。「RE100」も広がりを見せてきてますよね。
太陽光発電と一言で言っても、なぜ導入するのかという目的は様々なんですね。

2019年2月15日金曜日

太陽光パネルの素材(単結晶シリコンと多結晶シリコン)



皆さま、こんにちわ。
今日は太陽光発電でのパネル生産工程での素材について、
耳にしたことがあるかとは思われますが、太陽光パネルで主流の
単結晶シリコンのパネルと多結晶シリコンの2TYPEについて
のお話をさせてもらえればと思います。

まず、太陽電池の要である半導体に使用されているのがシリコンです。
ケイ素(「水兵 リーベ 僕の船 七曲がるシップス クラークか」のSiです。)
とも呼ばれ、地殻中に埋蔵されているケイ石という鉱物がその素材です。
そしてこのケイ石を加工したものが単結晶シリコンや多結晶シリコンです。

両者の違いとしては、
【単結晶シリコン】
安定した発電効率と、出力の高さは抜群。多結晶シリコンより発電効率が
高く、狭い面積でもまとまった発電量が期待できるので人気です。

【多結晶シリコン】
単結晶と比べるとやや発電効率が低いのですが、価格が安いのがメリッ
トです。

両TYPEともに、その材料に前述の通り、ケイ石から作られる
点では共通してるのですが、その製造工程が異なる為、この2TYPE
ができることとなるわけだそうです。何を言いたいかというと、
製造者の方々も、単結晶、多結晶を意図的に変えて作ろうとしている
わけではなくという点です。ちょっとびっくりですよね。

その製造過程についてですが、ケイ石を溶かしてインゴット
(=金属を加工しやすいように溶かして固めたものの事です。)
状にし、それを切り出したものが「単結晶パネル」になります。
→ケイ石を直接切り出しているので、シリコン結晶の純度が高く発電効率
がよくなるわけです。

これに対し、「多結晶パネル」は、単結晶パネルと作るときに切り出さ
れたケイ石の削りかすを再利用・再加工して作られています。
単結晶パネルを作る際、ケイ石のインゴットを100パーセント使用できる
わけではなく、どうしても細かなケイ石の破片ができてしまうんだそうです。

ステーキと挽肉の違いみたいなイメージかと。ちょっと違います(笑)?

パネルの素材であるシリコンを、
単一結晶で作ったものが単結晶、細かな結晶を
組み合わせて作ったものを多結晶と捉えれば、何故、単結晶の方が
発電効率がいいのかが分かり易いと思います。

また、この2TYPEは見た目にも違いありです。

単結晶パネルはケイ石をそのまま切り出しているため、パネルの色に
ムラがなく綺麗な見た目をしており、
対し、
多結晶パネルの方はケイ石の破片を再加工して作られているため、色に
ムラがありマーブル模様のように見えるのが特徴
と言われています。

以上、今回は、太陽光発電を手掛けられる方でしたら、まず耳にすること
がありそうな太陽光パネルの単結晶シリコンと多結晶シリコンとについて
でした。ご参考までに。


2019年2月6日水曜日

波力発電

先日のブログで洋上風力について書きました。再生可能エネルギーというと、太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱などが思い浮かびます。他にどんな種類があるのかなと調べてたところ、海面の暖かい水と深海の冷たい水との温度差を利用して発電する海洋温度差発電とか、海の波の上下動(波力)、潮の満ち引き(潮汐)、海流のエネルギーを利用した(潮流)発電等の研究が進められているようです。これらのうち、波力発電所は2016年に岩手県久慈市で既に完成してます。

波力発電は太陽光発電と違い、夜間も継続的に発電できるので、安定して電力の供給を見込むことができる点で優れています。面積あたりのエネルギーも、太陽光発電の20~30倍、風力の5~10倍だそうです。ただ、海に設置するため設備の劣化が課題です。台風や津波などへの対策も必要ですし、波の状況の予想も難しいですしね。それでも風力よりは予測しやすいと言われているそうです。
これらの課題が克服されて、発電コストを下げる事ができれば、洋上風力と同じく、海に囲まれた日本にとって大きなエネルギー源になるかもしれないですね。

2019年2月5日火曜日

追尾式架台



皆さま、こんにちは。
今回は、オプション的なお話をしたいと思います。

一定の方向に固定された設置形態での太陽光発電がその殆どですが、
最近ではに追尾式架台という商品が市場にはあります。
太陽光をよりまんべんなく受けることができればと作り出されたようです。
仕組みとしては、ひまわりのように常時太陽の位置を弾き出して追いかけ、
結果的に通常の固定式の太陽光発電に比べ1.4倍~1.5倍の発電量になるケース
もあると聞いたりします。最近では、パソコンやタブレットで遠隔でモニタリ
ングも可能な機能までついてものもあり、そしてすごいのは、
パネルを回転させらる機能付きのものまであり、積雪・降雪、強風悪天候等
の気象条件にも対応できちゃうものも開発されています。これは出来るかどう
か未確認なのですが、もし、例えば東京に居ながら、北海道の発電所を、
「スマホでモニタリングしながら、パネルを遠隔操作」して、積雪をよいしょ
って振り落とすことまで出来たら、最高ですよね。

しかしながら、一番大切なところで、導入には現時点ではまだまだコストもか
かってしまうので、当社としてはお客様の投資の為にはちょっと時期尚早かと
見送っています。ただ、お手頃な価格帯となってくれればご希望に応じて
対応させていただく機会もと考えているところです。

本日は追尾式架台についてふれさせていただきました。
お読み下さった方、どうもありがとうございました。

※後日、オプティマイザー、そのまんまですが太陽光発電での
発電時に「最適化」をはかる装置も開発されてますので、ご紹介しますね。