2017年6月30日金曜日

ブログ「徳島県」

こんにちは。
 
全国太陽光発電所ランキングシリーズ!
たまには、自分が書きたい県からではなく太陽光発電所ランキングシリーズの上位県から選んでみます。
今回は、第3位の徳島県!

1位と2位はすぐに思い出が見当たりませんでhした。。。

徳島県は鳴門ですよね。そして渦潮。このあたりが有名でないでしょうか。
私は、淡路島と徳島を結ぶ大鳴門橋を渡って徳島へ行きました。
この橋に、渦の道という怖いポイントがあります。こんなかんじで、45mもの高さから下の海を見ることができます。

これは渦潮を見るためなんですね〜
しかし、私が行ったときは渦潮は見えず。たぶん。。というのも小さい渦潮とかだったりすると、どれが渦潮なのかわからないんです。でもこのルックダウンウィンドウ的なものは非常に怖いです。
下に何にもないですからね。

そして、私の好きな顔出しパネル。


そんなこんなで、徳島県へ上陸しました。
上陸したすぐ近くに、大塚国際美術館があります。
大塚国際美術館とは、すっごく有名な絵画の陶板複製画コレクションがある美術館です。
どれほど有名かというと、
システィーナ礼拝堂やモネの睡蓮、モナリザ、最後の晩餐など。
完全に再現されているシスティーナ礼拝堂は圧巻です。レプリカでも迫力が伝わってきますね。
ほら、顔出しパネルも。




2017年6月28日水曜日

ブログ「太陽と名前」

太陽光発電の施設を見回る時間は​、当然お日様の登っている時間なので改めて「太陽」の存在を忘れてしまうこともあるのですが、一般的に日本人が「太陽」という言葉に思い浮かべるイメージというと、元気いっぱい、優しく雄大、穏かな陽射し、強く逞しい、等にまとめられそうです。

母国の由来に"日の出"がある日本人の人名には、太陽に由来する方も多くいらっしゃいます。
いまどきならば真っ先に杉浦太陽さんや太川陽介さんが浮かぶと思いますが、古くは天照大神、天照国照彦火明命、天菩比神のような太陽の光や熱を神格化した神々に始まり、朝日姫(豊臣秀吉の異父妹)、最近では昇太、小夜子、ひなた/日向子、光/ひかり/ひかる、など太陽を強くイメージした名前の方もいらっしゃいますね。英米圏のアリソン(Allison)という女性の名前も、由来は「太陽の光」ということだそうです。

そう言えば、Mr.Childrenのライブにサポートキーボーディストに「サニー」さんという方がいらっしゃいました。私が彼を始めてみたのは94年の下北沢のライブハウスですが、一方で彼はメジャーミュージシャンのサポートや、ソロアルバムの発売など順調に活動をされているようです。

弊社の太陽光発電も、太陽のポジティブなイメージを頂きたいものです。



2017年6月27日火曜日

ブログ「雫石町発電所」

こんにちは。
本日は岩手県雫石町の雫石町発電所をご紹介します。

雫石町は盛岡市の隣に位置し、有名な小岩井農場とスキー場・温泉地で知られる観光の町です。雫石町発電所もJR盛岡駅から車で30分ほどですので、新幹線とレンタカーを利用して観光を兼ねた視察をしやすいのが一番のお勧めポイントです。

また、雫石町発電所のすぐ近くには岩手三大ジェラート店の一角、「松ぼっくり」さんもあります。私も雫石発電所に用事がある際は必ず立ち寄っているのですが、自家製の新鮮で濃厚なミルクを使ったジェラートのフレッシュさは現地でないと味わえないと思いますので、甘いものがお好きな方はぜひお立ち寄りください!

なお、スキー場があることからもわかるように雪が多いので、太陽光発電に不向きな地域と思われがちなのですが、内陸部特有の湿気を含まないサラサラとした雪質ですので、日本海側の湿ったボタ雪と比べパネル上には積雪しにくく、重さで倒壊するリスクは小さいです。

雪が降っても、晴れれば地表の雪面によるレフ板効果にも期待できますし、雪とうまく付き合って上手に太陽光発電をするエリアということができますね。弊社のものではありませんが、雫石町内ではメガソーラーも3つ稼働しています。

ご興味をお持ちいただいた方には詳細をご案内いたします。
営業担当までお気軽にお問合せください!


2017年6月26日月曜日

ブログ「朝焼け/夕焼け」

イギリスのバンド、エコー・アンド・ザ・バニーメン、1981年の名作「Heaven Up Here​」のジャケット写真、朝焼けに佇むメンバーのポートレートが大変印象的です。 
肌寒さが伝わってくるような冬の海の美しさに感銘を受けた日本の某メジャーバンドが早速真似したところ、夕方の九十九里浜で土地の兄ちゃんたちが寒そうにしてる、という絵面になってしまった笑い話もあります。
 
日が昇る(黄色い)と日が沈む(赤い)の違いについて、もう少し思い起こしてみると色が下のような推移をしていると思います。
朝焼け:赤/ピンク色→オレンジ色→黄色
夕焼け:黄色→オレンジ色→赤/ピンク色

光の波長の内、赤に近い色は屈折しにくく、紫に近づくにつれて屈折しやすくなるので、特に夕方は太陽光がより長く空気中を通過して光が散乱し、緑、青、紫の光が地表に届かない、という経緯により時間的にグラデーションを描きながら色が変わるようです。

太陽光発電の見回り後、夕焼けを後に帰社することもあります。太陽光発電のパネルについても、時間帯によってはきれいな青に見えたり、漆黒に見えたりする理由を考えてみたりもします。



2017年6月23日金曜日

ブログ「雑草成長抑制ロボット」

野立て太陽光設備の架台周囲を自走して、雑草の成長を抑制するロボットが発売されるそうです。
以前ルンバのような雑草除去して回るロボットの記事を見ましたが、こちらは家庭菜園程度の広さで使い、雑草を刈り取る感じでした。
こちらはどうやら刈り取るタイプではないそうで、草の育成を妨げてしまうとの事。

雑草が育つのを抑制してくれるなら、周囲に農業をしていて除草剤を使えない場所では重宝しそうです。
おそらく最初は高圧の太陽光向けだと思います。
管理のために人員配置が出来る規模でないと適正な運用が出来ないでしょう。
ドローン検査も、雑草抑制ロボットも導入コストが安くならないと低圧1基程度の所有では手が出ません。
盗まれてしまう可能性も高いですしね。
でも雑草を抑制する仕組みを、自走ロボットではなく敷地全体に設置するシステム方式ならありかも知れません。
設置が楽で維持費もそんなないかからないような方法が考案出来たら空地の管理用としても売り出せるんじゃないでしょうか。

2017年6月22日木曜日

ブログ「未来」

当社の太陽光発電の土地は賃貸とさせていただいておりますが、他の太陽光発電所所有者のブログを読んでいると、20年後以降を見据えて「土地は購入した方がいい」という方がいらっしゃいます。
20年後にならないと、どちらが正解か私にはわかりません。

「土地を購入した方がいい」という方の意見に多いのが、20年後は現在のプレミア価格は終わっているが、現在よりパネルの性能が格段に上がっており、今以上に利益が出るし、環境にもいい、不動産投資のように半永久的に利益を供与できるという考えです。

なるほどと思いました。確かに技術の進歩はすさまじいです。スマホが発売された当時は、「私には一生縁がないな」と思っていました。ところが、私はもちろん、妻も子供たちもスマホを持っています。

ウィンドウズ95は1995年発売当時は、高嶺の花でしたし、やはり一生縁がないと思っていました。ノートパソコンなど当時は60万円位の価格でスペックは今の10分の1にも満たない性能でした。

太陽光発電のパネルもそのように進歩するかもしれないし、そこまで進歩しないかもしれません。私個人的には、必ず今の10倍以上発電するパネルが出るという確証のないまま、何百万円も土地に投資するのは怖いと思ってしまいます。やはり投資は自己責任ということになりますね。



2017年6月21日水曜日

ブログ「各国語での太陽」

日々、
​太陽光発電所についての業務の中、世界各地に同じ原理の「太陽光発電施設」があり、同じ「太陽」からエネルギーを受けているのが少し不思議な気がしています。例えば、太陽を英語で言うとサン Sun であることは大抵の方が知っていると思いますが、朝鮮語では?スペイン語では?となるとおそらく殆どの方がわからない、ということになるでしょう。

 

そこで各国語でどのように言うのか、見てみましょう。

 

・英語に近い言葉はやはりSunに似ています。

オランダ語 ゾン ZON

独 ゾンネ Sonne 

 

・ラテン語系はとても似通ってます。よくレストランなどで目にしますね。

フランス語 ソレイユ soleil

スペイン語 ソル sol

イタリア語 ソーレ sole

ポルトガル語 ソゥ sol

ルーマニア語 ソアレ soare

ラテン語 ソール sol

エスペラント語  la suno

 

・ゲルマン語系なのに、ラテン語系に近いパターン

アイスランド語 ソウル sól

スウェーデン語 ソール sol

 

・スラブ語系も当然似通っています。

ロシア語 ソーンツァ солнце

ポーランド語 スウォィンツェ słonńe

チェコ語 スルンツェ slunce

 

・ヒンディー語系も。

ヒンディー語 スールェ सूर्य

ネパール語 スールヤ सूर्य

 

・その他

ギリシャ語 ヘーリオス ήλιος

トルコ語 ギュネッシ

アイルランド語 An ghrian

ペルシア語 アフタブ

アラビア語 アッシャムス 

アラビア語 シャムス شمس

アラビア語 シャムス shams

ヘブライ語 シェメッシュ שמש

ハワイ語 ラー lā

スワヒリ語 ジュア jua

マレー語 マタハリ matahari

エストニア語 パイッケ päike

 

 

次回、太陽光発電をどのように言うのか、調査してみようとお思います。



2017年6月20日火曜日

ブログ「追尾式パネル搭載の利点について」


一定の方向に固定された太陽光発電がこれまでは当たり前でしたが、最近この追尾式パネル搭載が期待されています。太陽光をよりまんべんなく受けることができればと作り出されたようです。情報を集めてみましたが、この追尾式ではトラッキングシステムという仕組みから、常時太陽の位置をはじき出して追いかけることができて、結果、通常形態の固定式太陽光に比べて1.4倍~1.5倍の発電量にもなるそうです。

業者さんの資材調達価格も、各部材メーカーの価格競争により、どんどん下がってきていますので、既に太陽光発電による売電生活を営んでいる方々(これからの方も)、当時固定式の太陽光発電所を購入したときと同じような価格帯(少しは上乗せが必要となるかもしれないですが)で、購入も視野に入れることができそうです。

発電所を見て回ったときに、パワコンの発電数値が変動する様を見ていて、いつも太陽の方を向いてくれればなぁと思ったことが多々ありますミラー標識のイメージで太陽反射鏡みたいのものを自分でつくろうとしたことさえありました。。)。ネットで既にご存知の方も多いことかとは思いましたが、皆様もご興味ある方がいらっしゃればと綴ってみました。
あと、私自身もう一つ迷っているところとしては、この追尾式でいくべきか、ハイリターンの風力発電を買いでいくかです。予算に全く以って余裕のある方は、買取価格55円とハイリターンの風力でいいんでしょうけれども、どっちにしようかと眠れない感じです。。


2017年6月19日月曜日

ブログ「PV Japan」

太陽光発電 協会主催のイベント「PV Japan」の季節になりました。
今年も昨年に引き続きパシフィコ横浜での開催です。

同じく太陽光発電 のイベント PV EXPO は今年も東京ビッグサイトでした。
実はPV Japan も2015年までは東京ビッグサイトを使用していました。
パシフィコ横浜を使用するようになったのは2016年からなのです。
パシフィコ横浜を使うようになった理由は、東京オリンピックの開催施設として「東京ビッグサイト」と「幕張メッセ」の使用が決定したことにより、前年の2019年から2020年にかけて両会場で展示会が出来なくなるということ。また、それ以前からも大幅に展示会開催規模の制約を受ける恐れがあるということ、だそうです。

HPではパシフィコ横浜での開催について、首都圏からのアクセスが良く、羽田空港や新横浜駅からも近いロケーションであることから便利であり、横浜中華街等の多彩なアフターコンベンション資源と相まって、商談を進める環境が整っていると説明しています。

時間の都合で私はアフターコンベンションを楽しむ機会はなさそうですが、来場される方は検討してみてください。



2017年6月16日金曜日

ブログ「グラフェン」

太陽光発電にとって、雨はまさに天敵です。

そんな中、太陽光と雨粒の両方から発電可能なソーラーパネルが開発されているらしいです。天敵と握手しようって訳です。グラフェンという素材を使って、原子1個分ほどの厚さがあるレイヤーをパネルに重ねたものだそうです。雨粒が落ちると中に含まれているイオンが陰と陽とで分離し、塩基由来の陽イオンに含まれるナトリウム、カルシウム、アンモニウムなどが、パネル表面に蓄積して、陰イオンと反応し電気を生むという仕組みだそうです。中国海洋大学と雲南師範大学の科学者による実験では、エネルギー効率は7%に満たないほどであり、まだまだテスト段階のようです。しかも、雨水を想定して用意されたはずが、塩水が実験に使われていたというオチ(?)でした。

んー、まだ先は長そうです。でもこれが実用化されれば、雨だけでなく、雪での発電も期待できそうですね♪ もはや太陽光発電ではなくなっちゃいますけど。



2017年6月15日木曜日

ブログ「杉の木」

太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーは環境に優しいというのは、お決まりのフレーズかと思います。ただ、その根拠まで理解してる方は少ないのではないでしょうか?

JPEA(太陽光発電協会)の「表示に関する業界自主ルール(平成24年度)」に基づくと、太陽光発電のCO2削減効果は、太陽光パネルの種類ごとに定められてます。結晶シリコン型は504.5g-CO2/kWhとされており、この数値は、国内電力会社の平均電源CO2排出量である550g-CO2/kWhから、太陽光パネルの製造時のCO2排出量を減算した値です。この削減量を杉の木に置き換える杉の木換算もよく目にすると思います。

これは、杉の木1本あたりの年間CO2吸収量が14kg程度というデータ(林野庁)を基に算出しています。例えば「杉の木2000本分相当の削減効果」であれば、杉の木2000本と同等のCO2吸収効果があるという意味です。「その本数分の杉の木を守れた」なんて意味で捉えている方もいるようです。そんな花粉症の敵のような意味はありませんので、念のため。


2017年6月14日水曜日

ブログ「慎太郎」

太陽光発電に関しての屋外の業務において、夕焼け時にまで掛かることも少なくありません。

「太陽にほえろ!」各話のラストシーンといえば、石原裕次郎("ボス"こと藤堂係長役)が夕焼けをブラインド腰に眺めながら渋い言葉で毎回のドラマを締めくくっていました。

一方、さらにそこから20年ほど遡った昔、彼の兄、石原慎太郎が出世作「太陽の季節」において社会現象を巻き起こしていました。戦後(当時この言葉はありませんでしたが)「新人類」の代表として、文壇のみならず一般社会においても、時に大いなひんしゅくを買い、時代の寵児として独自のポジションを築き始めます。 

「慎太郎刈り」とその名を冠した髪型のスタイルまで生まれるなど、時代のアイコン的存在であった彼が流行作家から政界に飛び込み、政治家を引退した後も多方面で影響力を保ち続けるある意味劇画的とも言える人生自体は、しばし歯に衣着せぬ発言が元で引き起こす政治問題など毀誉褒貶も相半ばするところです。

2012年都知事を突然辞任、発起人となった「太陽の党」は短命に終わりましたが、彼の存在自体は太陽光発電のように今でも毎日静かに、じわじわと確実に世の中に影響をあたえているのです。


2017年6月12日月曜日

ブログ「ファラオ」

太陽光発電のパネルを積み上げる作業中、ふと形状がピラミッドに似ていると気づいたので、古代エジプトの話を綴りたいと思います。

"太陽王"と言って皆が思い浮かべるのは、フランス・ブルボン朝のルイ14世だと思いますが、そのはるか昔のエジプトのファラオも、太陽神ラーの息子とされました。ラーは、後に、勢力を持ち始めたアメン(またはアモン)神と習合し、アモン・ラー信仰という形になります。

サッカーエジプト代表を"ファラオズ"というニックネームで呼ぶように、現在でもエジプトを象徴するアイコンとしても生きているようです。

エジプト新王国第19王朝のラムセス2世は、リビア・ヌビア・パレスチナ方面に積極的な領土拡大政策を取り、戦勝の記念碑を各地に築き、現在でももっとも記念碑の多く残るファラオとして知られています。彼に題材を取ったクリスチャン・ジャックの小説「太陽の王」全5巻がベストセラーになったのは、1995年のことです。

エジプトの最後の王は1953年に配位されていますが、ファラオの治世が続いていたら灼熱の砂漠が広がるエジプトの大地に太陽光発電をするピラミッドが建設されていたかもしれません。



2017年6月9日金曜日

ブログ「再エネ賦課金と原発の負担金」

みなさん再エネ賦課金って聞いたことがありますでしょうか。

正式には再生可能エネルギー発電促進賦課金というのですが、再生可能エネルギー(太陽光発電や風力発電ですね)を用いて発電された電気について一定期間・一定価格で電気事業者(東京電力とか関西電力です)に買い取ることを義務付ける制度です。


これによって決まった売電価格(32円とか36円とか)で電気を売れる権利を取得した太陽光発電所を当社のような事業者が販売しております。
この再エネ賦課金は、電気を消費する一般利用者が使用量に応じで負担しており、電力会社から届く請求書に記載されています。

電力会社は高く買うけど、最終的には電気を使う我々が払っているので電力会社は損しないようになっております。こうみると、太陽光が増えると賦課金が増えてけしからん!ってなりそうですし、実際そのような論調で報道されていたりします。


検針票に記載されていて目立つ分、そう思われるのは仕方ないのかも知れませんが、みなさん原発の費用も実は電気料金に乗っているってご存知ですか?

この原発費用は検針票に明記されておらずこっそり負担させられているとのこと。

しかも、再エネは発電しなければ費用が発生しませんか、原発は稼働してなくても費用が発生しており、建設と維持以外の周辺費用も含めると再エネ賦課金より3千円近く上回るという記事をみました。

再エネ賦課金は検針票に明記するけど、原発の表は明記せず、しかも実際負担額は高くて稼働してなくても発生するって・・・実際原発の費用はいくら負担させられているのでしょう。

いろんな立場の方がいるので再エネ賦課金の方が不満だったり、原発費用の負担が不満だったり様々だと思いますが、個人的には双方を比較できるようにして欲しいです。




2017年6月8日木曜日

ブログ「遠隔監視装置」

3月の終わりに、私が所有する太陽光発電に遠隔監視装置を取り付けました。

昨年夏のお盆休みに、発電所を見に行った時、パワコン8台のうち7台の出力値は5.0を超えていましたが、1台だけ1.0台だったのです。真西が竹林のため、12時を過ぎるとちょうど竹の影になり、西側のパネルの一部が日陰になってしまうからです。ただ、1ケ月に2回は発電所に様子を見に行っていたため、その後の交通費を考慮し遠隔監視装置を購入し取り付けました。

思った通り、1番数値の悪いパワコンは、1番数値の良いパワコンと比べて3分の2しか数値が出ていませんでした。恐る恐る、計算をしてみましたが、1ケ月で5000円程しか変わらないことが分かりました。

1ケ月5000円という金額は、1ケ月に1日晴れるか、雨降るかで変わってくる金額です。
それも1番日当たりの良いパネルとつながっているパワコンと比べてです。これは、もう「想定内の誤差」として受け入れたので、遠隔監視装置を買ってよかったと思いました。



2017年6月7日水曜日

ブログ「発電所にいってみよう」

最近、不動産オーナーのかたからお問い合わせをいただく機会が増えたのですが、太陽光発電に興味があるけど具体的なイメージがわかない、という声をよく聞きます。

それでは百聞は一見に如かず、実際に発電所をご覧になってみてはいかがでしょうか?


そんなこと言われても太陽光発電ってどこでやってるの?あまり遠くまで見に行く暇もないし、とお思いかもですが、意外と都心からすぐそばにもメガソーラーがあるんですよ!


首都圏にお住いのかたには羽田空港のそば、東京湾アクアラインの川崎側入口至近にある浮島発電所がおすすめです。浮島発電所は東京電力と川崎市の共同事業で、併設の「かわさきエコ暮らし未来館」とあわせて無料で見学できますので、ご家族で出掛けても楽しそうです。

アクアライン・海ほたるへのドライブがてらお出かけになってみては?!


(画像:浮島発電所)

※川崎市HPより転載

http://www.city.kawasaki.jp/kurashi/category/29-4-3-2-4-0-0-0-0-0.html


また、弊社にて販売中の発電所をご覧いただくことも可能です。

お住いの地域に近い発電所・興味のある発電所があれば詳しい所在地をご案内しますので、営業担当までお気軽にお問い合わせください!

2017年6月6日火曜日

ブログ「 窓にブラインド」

日差しを遮るために窓にブラインドを設置しているオフィスやご家庭は多いと思いますが、このブラインドが太陽光発電してくれたらいいと思いませんか?
​ソーラーパワー社が単結晶太陽電池で出来たブラインドを開発したそうです。

このブラインドは太陽を自動追尾する機能も付いているそうで、ブラインドの角度を自動調整して効率的に発電してくれるそうです。あまり高いとさすがに設置するのをためらうと思いますので最終的な販売価格がいくらになるか気になるところです。

発電する窓(光は透過するそうですが)のもあるそうですが、これと併用したらどうなるのでしょう?ちょっと興味あります。今後太陽が当たる場所に使われてる物の大半に発電する機能が付いて、それが普及したら電力会社は大変ですね。蓄電池もいい物が開発されて、昼でも夜でも電力会社から一切電気を買わなくても済んでしまう世の中が来るかも知れません。


 

2017年6月5日月曜日

ブログ「未来技術遺産」

「未来技術遺産」をご存知でしょうか?

東京・上野の国立科学博物館によって「日本の文化や生活に影響を与え、未来に引き継がれるべき先進技術」の保存を目的とし、過去に遡り、時代を画した技術製品を登録しています。

こう書くと難しそうですが、どんな製品が登録されているかというと、「ソニーウォークマン」「キンチョー蚊取線香」「写ルンです」「セメダイン」とかです。2008年から毎年1回、20個位ずつ登録されるようです。因みに去年登録されたのは、98シリーズ初号機「PC—9801」・合成洗剤「トップ」・油圧ショベル「ユンボ」とかです。

太陽光発電に関する製品はないかと探してみたら、太陽電池を使ったカード電卓「カシオSL-800」が2013年度に登録されてました。この電卓、小型薄型化の技術的終着点として、MOMAの永久所蔵品になってます。太陽光発電に関する技術の登録はこれくらいですが、一度どんな製品が登録されているのか見てみてください。懐かしさを感じると同時に、あれは当時の最新技術だったんだな〜と感傷に浸れて、少しキュンときますよ(笑)。ユンボって商品名だったんですね。




2017年6月2日金曜日

ブログ「風力発電タービン」


このほどイギリスで世界最大の風力発電タービンが稼働したそうです。

その風車は、三菱重工業とデンマークのヴェスタス社が設立したMHI Vestas Offshore Wind社製で、高さは195m,ブレード(羽根)長さは80m。1基当たりの出力8メガワットにもなります。そんな風車が32基も並んでいるということです。


巨大すぎてイメージできないので、参考に比較対象を提供しますと、モード学園コクーンタワーの高さで203mです。新宿でひと際目を引くあの奇抜なデザインのビルです。ちなみにコクーンとは繭(cocoon)のことで、デザインのモチーフにもなっているそうです。

よく見ると確かに糸がビル全体を包み込んでいるような。


あれと同じサイズの風車なんてちょっと風が吹いたくらいじゃ回らないんじゃないの、と思ってしまいそうですが、設置場所はリバプール沖の洋上で平均風速は9.2m/sもあるそうです。季節によってはかなり強い風が吹くことが想像されます。


太陽光発電は日本国内でよく見るようになりましたが、風力発電に関して言えば日本はまだこれからです。太陽光発電ととも風力発電にも注目していきたいと思います。



2017年6月1日木曜日

ブログ「ブルボン」

太陽光発電の業務をしていると太陽がつく言葉にはどうしても敏感になりがちです。

フランス・ブルボン朝のルイ14世が「太陽王le Roi Soleil」と称されたのはあまりに有名です。ですがそれは他のヨーロッパの王様の「失地王」「獅子心王」「雷帝」などと同様のあだ名であり、本人がそう名乗ったわけではないようです。ちなみにひ孫のルイ15世の異名は「最愛王」といい、多くの愛人を持ち奔放な私生活から称されたそうです。

宮廷内の舞踏会にて3/4拍子のメヌエットを取り入れ、踊る際に太陽神アポロンに変装して踊った姿から
「太陽王」と言う諢名がついたという説もあるようですが、改めて彼の業績を振り返ってみましょう。

・ヴェルサイユ宮殿建設(あの有名な)
・在位72年(フランス史上最長期間、ギネス世界記録)
・中央集権と重商主義と王権神授説、絶対君主制(歴史の授業で習ったような気がします)

現状フランスは58機の原子力発電所で75%の電力を生産する極めて珍しい国ではありますが、昨年世界で初めて、ソーラー発電できる「道路」が開通するなど太陽光発電についても意欲的な取り組みもしています。ルイ14世が生きていればどのような施策を行ったか気になるところでもあります。