2019年2月6日水曜日

波力発電

先日のブログで洋上風力について書きました。再生可能エネルギーというと、太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱などが思い浮かびます。他にどんな種類があるのかなと調べてたところ、海面の暖かい水と深海の冷たい水との温度差を利用して発電する海洋温度差発電とか、海の波の上下動(波力)、潮の満ち引き(潮汐)、海流のエネルギーを利用した(潮流)発電等の研究が進められているようです。これらのうち、波力発電所は2016年に岩手県久慈市で既に完成してます。

波力発電は太陽光発電と違い、夜間も継続的に発電できるので、安定して電力の供給を見込むことができる点で優れています。面積あたりのエネルギーも、太陽光発電の20~30倍、風力の5~10倍だそうです。ただ、海に設置するため設備の劣化が課題です。台風や津波などへの対策も必要ですし、波の状況の予想も難しいですしね。それでも風力よりは予測しやすいと言われているそうです。
これらの課題が克服されて、発電コストを下げる事ができれば、洋上風力と同じく、海に囲まれた日本にとって大きなエネルギー源になるかもしれないですね。

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