2018年3月30日金曜日

保守点検にドローンの活用

太陽光発電事業を行うにあたり、設備の点検や保守管理を行う事が規定されました。
それに関連した情報収集をしていると、ドローンでの点検に参入してくる事業者が増えたように感じます。
ドローンを飛ばし、赤外線カメラでパネルの点検を行うのです。
実際、太陽光発電の設備の点検に行くと、低圧でも時間がかかります。
低圧と言ってもそれなりの広さがあり、パネルの列毎に見て回る必要があるからです。
メガソーラーになると数倍の広さになりますから、一つ一つ点検すると時間が係るのでドローンを飛ばして上空から一気に行う事で時間とコストを大幅に短縮出来るのです。
このドローンですが、以前は操縦者が操作して飛ばしておりましたが、最近ではコンピュータ管理によって自動で飛ばすようになってきました。
利用される場面も太陽光の点検だけでなく、大規模農場などの管理にも応用されるようです。
他には警備会社さんが侵入を検知すると自動飛行のドローンが顔を撮影する等の警備用ドローンの実験を行ってる記事もみました。
農業しながら太陽光発電事業も行うソーラーシェアリングならパネルの点検も農業部分の管理も出来そうです、さらに警備の要素も加えて、電線泥棒対策や農作物を荒らす害獣対策にも使えたら最強のパッケージですね。
太陽光発電事業は売電開始から20年という期間ですので、今後いろんな保守点検サービスも出てくると思いますので、ちょっと楽しみです。

2018年3月29日木曜日

オプション


皆さん、こんにちは。
2基目を購入する前、太陽光発電の展示会に行ってきました。
今日では、太陽光発電の発電量を増やす方法はたくさんありますが、
出展されていた商材として、.太陽電池パネルのコーティングや温度上昇対策での散水等がけっこう目につきました。

たしかにへぇーっとは思わされはしたんですが、どこかしっくりきませんでした。何故かというと、出費が必要なわりには、少し物足りない感じがしたからです。ちょっとビジネスビジネスな感じが。。ただこれってあくまでもぼく個人の見方で、どっちがどうとかいうわけではないので誤解されなければと。

ぼくは、なんかそれよりももっとゴソっと原始的な方法、太陽光発電所の保守管理(草刈り、除草対策)にコストをかけた方が無難というか即効性があってしっくりくる気がしちゃってます。太陽光発電のいろんな業者さんのサイトでも、雑草対策は定番ですしね。業者さんに一任するか、もしくは自分でやってもいいわけですしね。

そんなわけで2基目のオプションもやはり草刈り・除草剤散布だけで申し込もうと思います。もしまた気が変わったらご連絡いたしますね。

お読みいただきましてありがとうございました。

ではっ!





2018年3月28日水曜日

太陽電池式街灯

先日の記事で、東京都府中市・国立市が太陽電池式街灯の設置を採用したと報じられていました。記事によりますと、今回の太陽電池式街灯はCIS薄膜太陽電池(銅・インジウム・セレンを用いた太陽電池)とLED照明機器・携帯充電機器、蓄電池ボックスを組み込んだスタンドアローン(自立型)システムの街路灯だそうです。

太陽光発電と言えば、環境にやさしい再生エネルギー、または増資目的という印象が強かったと思います。ですが、このような街灯が自分達の住んでいる町に設置されれば、太陽光発電というものに全く縁が無かった方たちにも身近に感じられるのではないでしょうか。
そして、街灯のデザインも気になるところです。個人的には近未来的なデザインを勝手に想像してしまいます。小さい時に読んでいた漫画の背景に書かれていたような街灯が、いつも歩いている道路に設置されるかもしれないと考えるだけでワクワクしてきます。
今回のケースのように公共の施設や設備に太陽光発電が用いられることが増えていけば、太陽光発電の認知度も更に高まっていきますね。

​ちなみに、掲載写真は本文とは関係なく、先日売電をスタートさせた新潟にある弊社発電所です。
青空の下、発電所が映えますね!

2018年3月27日火曜日

桜開花宣言



先日、東京でも桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されました。平年より9日早い開花のようで、これから春らしく暖かくなってきますね。
さて、今回は以前ご紹介させていただきましたが、太陽光ファンドの話を少し。
太陽光発電所を販売する立場から見ても、太陽光発電所は高額ですので、太陽光発電所をいきなり購入することに不安を感じる方もいらっしゃると思います。そういった場合、試しに太陽光ファンドをやってみてはいかがでしょうか。
というのも、太陽光ファンドへの投資は、太陽光発電所を購入する場合と同じく増資目的であることは同じですが、少額から投資が可能だからです。
現在は運用期間一年程の短期運用型太陽光ファンドも多く見られるようになりました。金利の低い預金で寝かせているのであれば、このような太陽光ファンドへ投資するのも選択肢の一つかなあと思います。
そして、弊社施工会社であります吉見建設株式会社が設置施工した太陽光発電所を使った太陽光ファンドも2号目が現在募集中です。この機会にいかがでしょうか。





2018年3月26日月曜日

日照時間と日射量 part2

先日のブログで、太陽光発電にとって大事なのは「日射量」だというお話をしました。ただし、太陽光発電の発電量は、製品の型式、パネル容量、設置条件に依存します。地域、気温、設置角度など、さまざまな条件によって変化するのです。発電量を予想する時、以下の式で計算される数値が基準になります。
「発電量=パネル容量×日射量×損失係数(%)」
上記の式のように、日射量が多いほど発電量は増加しますので、日射量と大きく係わってくる日照時間も長い方が発電量に期待できるって事になります。
では、損失係数というのは何か?太陽光パネルには温度上昇による損失ロスがあり、温度が上昇すると発電量は減少します。その損失を%で表したのが損失係数となります。一年を通して発電量の推移を見てみると、日照時間が長く、日差しの強い8月は当然として、比較的涼しい5月の発電量が多い傾向となるのはその為です。
そういった意味ではこれから梅雨前の時期の発電量に期待が持てます。今が太陽光発電を始める良い時期です。お待たせせずにスタートできる案件がございますので、是非お問い合わせください!

2018年3月23日金曜日

最強ですね

太陽光発電設備を所有している方は、出来るだけ晴れて欲しいですよね。
雨の日は当然のように売電量も下がります。
しかし、すごい太陽光パネルが誕生したそうです。
製品化されるまではまだ時間を要すると思いますが、雨の雫の動きで発電するそうです。
これによって晴れは当然、雨の日も発電するパネルを作るべく中国で研究が進んでいるようです。

さらに、オーストラリアでは、溶融塩の蓄電システム?を使った夜でも発電する発電設備を建設中だとか。

雨でも夜でも発電する。この技術を合体させたら最強の太陽光発電設備が誕生しますね。
太陽光発電設備が天候に左右されず、夜間も発電出来るなら、排出ガスや二酸化炭素を出す火力や事故が発生した時に甚大な被害が発生する原子力発電所は不要になってくるでしょうね。
いつか全てクリーンエネルギーだけでエネルギーを作り出す時代がくると思います。
個人的には雨の雫で発電するシステムが今すぐ欲しいです。(笑)

2018年3月22日木曜日

出力抑制



太陽光発電で出力抑制がなされると、たしかに売電収入は減ってしまいます。ですが、あまりお気になさらなくともよろしいのでは?と仰ってた、とある専門家の方の見解は次の通りです。

それは接続可能量の試算が、震災前における原発フル稼働状況を念頭においてなされているからなのだそうです。もっと言えば、通常はまず想定できないある意味、あり得ないような極端な設定で試算されているから心配無用なのではとの事です。

しかも、仮にその通常起こり得ないようなその原発フル稼働の状況がもし現実に起こって運悪く出力制御の対象となったとしても、10KW~50KWの低圧案件については、20日間前後程度で1ヶ月にも満たない期間だけの出力制御で済みそうで、しかも20年間と長期スパンの中で、万が一運が悪く該たってしまってもたったそれだけで済むのであれば全然気にならないとの見方でした。

私も当時、そう言われてみればそうだなぁと納得されられたのと、あとは、電力会社の方々の良心を信じようと大丈夫だぁ、みんなもそうしてるし、みんなでやれば怖くないと出力抑制のあるエリアの発電所の買いを決意した次第です。気にせず一番気に入った発電所を次々と購入することにしました。

出力制御エリアでの太陽光発電をどうしようかともし万が一迷っていらっしゃる方にご参考までにと、あっさり買いで大丈夫なのでは(ご判断はお任せせざるを得ないのですが、この点だけはご了承下さい)?と書いてみました。

お読み下さった方、お時間誠にありがとうございました。



2018年3月20日火曜日

日照時間と日射量

太陽光発電にとって、日当たりは大事です。では、「日当たりの良さ」って何でしょうか?初心者の方は、日照時間の長さだと答える方が多いかもしれません。日照時間とは、太陽の光が0.12kW/m2以上であった時間を示します。ちなみに0.12kW/m2という光の強さは、少々曇っている時ぐらいの明るさです。これに対し、日射量というのがあります。これは、一定時間に太陽から降り注いでくる光のエネルギー総量を示すもので、kWh/m2(またはMJ/m2)で表されます。具体的に言うと、例えば0.13kW/m2の強さの光が3時間続いても、0.5kW/m2の強さの光が3時間続いても、日照時間は同じ3時間ですが、前者の日射量は「0.13×3時間=0.39kWh/m2」に対し、後者の日射量は「0.5×3=1.5 kWh/m2」となり、約4倍にもなります。


太陽光発電にとって最も重要なのは日照時間ではなく日射量なのです。その日射量が多い鹿児島県で、弊社の発電所が続々と施工されていく予定です。しかもすべて買取価格36円の希少案件を放出します。ご興味ある方は「問い合わせフォームorお電話」にてお早目にどうぞ!


2018年3月19日月曜日

太陽光だけど発電じゃない話し

冬至も終わり日照時間も増え始めるこの季節、太陽光発電事業者にとっては売電収入が増え始める嬉しい季節です。
暖かくなってきたし、そろそろ雑草対策もかねて所有している太陽光発電所に行きたいのですが、現地に行くのを躊躇する季節でもあります。
ピンときた方、あなたもですね。そう花粉症です。
私は中学生の頃には既に花粉症になっており、毎年この時期は辛いのです。
無防備に外出すると、壊れた蛇口のように鼻水が出て、しかも止まらないので干からびるんじゃないかと思うくらいです。
その花粉を分解してくれるカーテンがあるそうです!
正しくは、光触媒を使い太陽の紫外線を受ける事で酸化分解作業を発揮し、消臭・抗菌・汚れ防止をするそうです。
価格も100☓148cm☓2枚組で6,500円くらいだとか。
正直カーテンのデザインとかどうでもいいので、こんな機能があるなら私は買います。
空気清浄機付けて、このカーテンを設置すれば室内は快適になるかも知れません。
もう室内は完全防御したいくらいなのですが、家に帰ると換気のためによく窓が開けっ放しにされております・・・・
太陽光発電の設備を所有してから、雨は夜降ってパネルを綺麗にし、昼は晴れてくれないかと我儘な事を考えるのですが、この時期は上記に加えて杉の木が生えてる場所は豪雨になって花粉を洗い流して欲しいが加わります。
花粉症のみなさん頑張って耐えましょう。

2018年3月16日金曜日

太陽光発電、どの季節が一番いい?



​皆さん、こんにちは。
太陽光発電を手掛けている私なのですが、
最近ようやく暖かくなってきましたね、日当たりも良く、
絶好調に稼働中です!ぽかぽか陽気も相まって相当気分いいです。

ところで、皆さんはご存知でしょうか?
太陽光発電についてのちょっとしたお話なのですが、
真夏が一番売電できそうに思われがちな太陽光、実はそうでもなく、
この時期の売電の方が意外と良かったりすることを。

立地環境、太陽光パネルの仕様が関係してくるので、絶対とは言いきれないまでも太陽光発電にとっては、気温が高ければ高いほどいいというわけではないようです。日照時間の長い夏の方が早く日の落ちる冬場よりも、発電量が多いのではないかと考えられがちですが、実はあながちそうではないそうです。

その理由は、ソーラーパネル内部の発電が行われる部分がシリコンでできていて、シリコンは温度が上がりすぎるとと機能が低下する特性を持っているからだそうです、現象的にはそのまんまですが、「熱による損失」と言われたりしてます。つまり、ソーラーパネルの温度があまり高くなりすぎると、結果的に発電効率が低下し、発電力も弱まってしまうからだそうです。

そんなわけで、一年を通してみると、日照時間が比較的長くてソーラーパネルが高温になりすぎない時期、つまり3~5月が安定して発電が行われる時期だと言われています。

私も以前は真夏が日差しが強くて発電量MAXかと思っていましたが、この話を聞いたときは、相当びっくりしました。


以上、ご参考までに。





2018年3月15日木曜日

難民キャンプの太陽光発電設備

ヨルダンの難民キャンプに太陽光発電設備を開設したという記事を見ました。

http://www.afpbb.com/articles/-/3152715

この設備は難民キャンプに設置されたものとしては過去最大だそうで、12.9メガワットの発電能力を持つ4000枚のパネルだそうです。

パネルの発電能力が違うので単純比較は出来ませんが、低圧1基で250枚くらいのパネルを設置しているとすると、4000÷250=16基分くらいという事でしょうか。
売電収入がどれくらいとかそういう計算は慣れていますが、この12.9メガの太陽光発電設備を設置する事でどれくらいの効果があるとかは考える機会がなくイマイチピンと来ませんでした。

記事を読んでみると、今までは1ヶ月当たり50万ドル(約5,600万円)かけて1日につき8時間の電気を供給していたのが、この設備を設置した事で今後は経費0で14時間供給出来るようになるそうです。

設置にかかるコストは当然あるでしょうが、毎月50万ドルかかっていた分が0になるので十分採算は取れるでしょうし、火力のような発電にかかるコストも0だし、原発のような事故発生時の危険もないし、改めて太陽光発電ってすごいんだと思いました。

2018年3月14日水曜日

車載太陽光発電

昨年トヨタ自動車から発売された「プリウスPHV」は、量産車として初めて太陽光発電による充電システムが装備され、話題となりました。とは言っても、まだまだ太陽光発電は補助的な役割を担っているに過ぎませんでした。ただ、1月に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のまとめた「太陽光発電システム搭載自動車検討委員会」の中間報告書によると、「太陽電池を搭載した電気自動車(EV)は、利用パターンによっては年間で充電回数ゼロも達成可能」だそうです。前提として、「変換効率30%を超える高効率太陽電池が開発されれば、」という条件付きですが、太陽光パネルの技術革新のスピードを考えると、近い将来の話な気がします。

ちなみに、エコカーと呼ばれているものに、EV車とハイブリッド(HV)車、プラグインハイブリッド車(PHV)とありますが、違いは何でしょう?EV車はいわゆる電気自動車で、電気だけで走ります。日産自動車が力を入れてますね。HV車はエンジンと電気モーターを持ちますが、走行中の運動エネルギーを利用して電気を作ります。PHV車もエンジンと電気モーターを持ちますが、外部から電気を充電できるという点がHV車との違いです。いずれにしても、太陽電池が進化するとガソリン不要な世界が来るって事のようですよ。




2018年3月13日火曜日

本物(ほんまもん)



今回は太陽光発電がどれだけ本物(ほんまもん)かについてです。。

マスコミ、新聞等では、ともすれば誤解を招いちゃいそうな太陽光発電の売電価格(買取価格)の下落のネガティブな書き出し記事で頻繁に取り沙汰されてるのを見かけますが、ちょっと待って下さい。ここ絶対に誤解なさらずに。記事報道の担当者がそもそもよく理解しないままに書いちゃってるような記事さえあったりします。

それはどういうことかというと、権利(=電力会社への売電単価)が確定した案件は、しっかりその販売業者さん側が、必要手続への対応をなしてさえいれば、依然として申請時の昔の32円、36円等の買取価格がずっと保障され続けること(業者さん的に言えば、プレミア案件と呼ばれたりもします)をご存知でしょうか?
もしかして、こういった記事とその書き方から太陽光はもう下火だ、もう今から買ったってなどとまさかネガティブなイメージを持ちそうになっていませんか?

誤解です!相当勿体ないです。こうまで私のような者が断言している理由は、太陽光発電への投資が次の理由から「本物(ほんまもん)」だからです。

1)安定収益、高利回りは本当で気象庁データベース準拠の売電収入シミュレーションより上振れることが多々あります。

2)1基だけでなく、2基、3基と縦続けに購入する人が多数です。私の知人は6基も所有してます。

3)経産省がこれ以上に太陽光の高額売電が増えたら困ると縮小化の傾向。

4)冒頭前述の売電単価が保障されていること。


今回は太陽光発電が本物かと端的にお気付きいただけるよう、
皆さまにもとこの実態を共有させていただきました。
かといって投資を勧めるつもりでは毛頭ございませんので、ご自身のご判断で。
ただ、ご活用いただければ幸いです。

「本物」はまだまだ残っています。(申請時買取価格が20年間保障された、32円、36円在庫等はまだまだ市場にたくさんあります。ネットでチェックなさってみて下さい。)、ちょっと「本物は残る」という言葉の意味合いが違っていますが。。 今日、新聞等での案内のされ方があまりにも相当回数の頻度と雑多さで、ただ書けばいい的で、誤った理解をしてしまいそうな印象を受けてましたので、もしかして、まだまだ太陽光で稼げる、思う存分稼げることをお忘れでないかと思い、お知らせさせていただきました。

最後までお読み下さった方々、どうもありがとうございました!  

※こちら本当に「いざ買占め、権利が保障されている今のうちにこそ買占め(私にはそこまでの資力がない点があまりに残念なのですが。。笑)」だと思います。



2018年3月12日月曜日

ペブロスカイト太陽電池

太陽光発電の更なる発展には太陽電池(パネル)の進化が不可欠ですが、業界で非常に注目されている「ペブロスカイト太陽電池」をご存知でしょうか?

「ペロブスカイト」は特殊な結晶構造の名称です。この電池は2009年に日本で発明されました。当初、この太陽光電池の変換効率は3%台でしたが、現在は20%を超え、現在主流のシリコン系太陽電池と肩を並べるまでに進化しています

この太陽電池、従来の太陽電池と比べ材料費が安く、しかも材料を基盤に塗って作成できるのです。塗って作るので、フィルム、窓、壁、家具など、今後の用途の広がりに期待がされています。

しかし、劣化が早く、数時間から数日で変換効率が低下するという欠点がありました。そんな中、2016年11月の日経新聞にて、「パナソニックが実用化にメド」という記事が載りました。2-3年の連続使用を可能としたそうです。まだまだ改良の余地はありそうですが、発明から10年足らずでここまで進化を遂げたペロブスカイト太陽電池、今後の太陽光発電の主役となるのかもしれません。



2018年3月9日金曜日

将来の発電技術

 エネルギーハーベスティングという言葉をご存じでしょうか?環境発電とも言われます。語感から、太陽光発電などが連想されがちですが、いわゆる自然エネルギーを使った系統電源に接続する低コスト・大容量の電源とは異なる概念となります。これは、環境の中に薄く広く存在するエネルギーから微弱な電力を取り出す(収穫=ハーベスト)技術を指します。

例えば、モーター・エンジン・ビルの配管等から発する熱エネルギーとか、橋や道路等が発する振動エネルギー、テレビ・携帯電話が発する電磁波エネルギーなどです。つまり、身の回りの使われずに捨てられているわずかなエネルギーを拾い集めて電力にするのです。太陽光発電でお馴染みの太陽光とか蛍光灯・LEDによる光エネルギーも使えますね。
 拾えるエネルギーの一つ一つは僅かなのですが、これからの社会が、あらゆる場面でネット環境が必要で、沢山の電源が必要になって来ていることを考えると、用途も色々と考えられそうです。今後可能性の広がる技術ですので、要チェックです。


2018年3月8日木曜日

太陽光発電の簡便・安定収益性



太陽光発電の収益性の高さと安定性は、
今業種を問わず大手企業なども売電事業を始めて
いる事実からしても他の投資案件よりも上だと思います。
金融機関でもソーラーローンの取り扱い(=太陽光発電への融資)
があっという間に普及しました。

太陽光発電への投資が他投資案件と比較し優れて
いる点は、利回り(10%前後)と安定した収益性だと思います。
通年ただ日々過ごしているだけで何もしなくも継続的に売電収入を
電力会社から20年間ずっともらえちゃいます。

初期費用(連系費用、土地賃料)はある程度必要ですが大した金額ではなく、
ローンが通ればほとんど持ち出し無しでフローします。

土地賃料と書きましたように、土地はもっていなくても問題ないです。
といいますか、太陽光発電の物件の大半が土地賃貸のかたちで販売されてます。
案件によっては、1000万以下でオーナーになれまちゃいます(信販会社、銀行
融資を利用するとよろしいかと思います)。

また、最近ではとくに販売業者さんの方でのオプションサービスがかなり
充実しています。具体的には、見回りサービス・除草対策・遠隔監視システム
の設置等です。この点、さらに利回りをUPさせることができることから、
ご自宅に近くの発電所を購入し自主管理なさる方もたくさんいらっしゃいます。


今回は、このように太陽光発電所の簡便・安定収益性についてお伝えさせて
いただきましたが、個人で3基、4基と購入し続けていらっしゃる方、そして
事足りずもっとなさりたいとさらに進めて合同会社を立ち上げ、30基、50基、
60基所有してる方までいらっしゃいます。


以上、ご参考までにと。
お読み下さった方へ、お時間誠にありがとうございました。



2018年3月7日水曜日

ソーラーシステム

ひと昔前まで、「ソーラーシステム」といえば太陽熱温水器のことでした。菅原文太のCMが印象的でした。今の若い世代には通じない話題ですかね?現在主流のソーラーパネルと同じように、なんか金属製っぽくて屋根上に設置されてるので、混同してる方も多いみたいですが、あのCMは太陽光発電とは似て非なる商品なんです。太陽から放射されてきたエネルギーを太陽電池を用いて電力に変換するのが太陽光発電、熱に変換するのが太陽熱温水器なのです。

​海外では積極的に進められているのですが、両社の性質を複合したようなものとして、鏡などで集めた太陽光エネルギーをいったん熱に変換した後、生成した熱でタービンを回し発電する太陽熱発電っていうのもります。この方法だと、①夜でも発電できる(昼間作った熱を使って夜間に発電)、②設置コストも安く済む(太陽電池のようなシリコンや無機化合物は不要)というようなメリットもあるのですが、雨が多く夏と冬の日照時間の差が大きい日本の気候には適さないようです。ですので、日本在住の皆様にとっては、弊社の太陽光発電所の購入を検討頂くのが良いと思います(笑)

2018年3月6日火曜日

太陽光発電所を購入するなら

みなさん太陽光発電所を購入し、電気を売り始めるにはいつがいいと思いますか?
売電期間は20年なのでいつ購入しても長い目でみるといつでもいいのですが、全額ローンで購入すると毎月ローンの返済が来ますので、最初に多く売電出来る時期がいいと思います。
その時期とはまさに3月~5月くらいの間です。
夏は日が長いし多く発電するのは8月頃でしょ?って思いますよね。
私も最初はそう思っていましたが、実は4月5月がいいんです。
まだ暑くなる前で、雨も少なくて日照時間が増える時期なんです。
夏は確かに日が暮れるのが遅くていいのですが、暑いとパネルの発電効率は下がるのです。
色んな発電所をみて購入を検討されていると思いますが、5月までに連系出来る物件を選択肢に加えて考えてみて下さい。
最初に多く発電してローン返済後の余剰を手元に多く残せたら気分的にも楽だと思います。
今日買うので明日連系して下さいというのは、手続き上難しいので1ヶ月後くらいに連系すると想定して購入を検討してみて下さい。
当社でご紹介している物件は完成済みですので後は連系のための作業だけですのでお勧めです。

2018年3月5日月曜日

太陽光発電と保険




いわゆる固定価格買取制度は、太陽光発電のみならず、地熱、風力バイオマス発電
などで生産された電気でも、各地域に対応する電気会社が、一定の金額で決められた期間
買い取り続けてくれる制度です。その発電量に応じて10~20年間、適用された価格で買い取
る事が約束されますことから、契約さえ完了させればご自身では何をしなくても指を銜えて
待っているだけで、安定した売電収入が得られます。しかも高利回りでです。

そこで検討したくなるのが20年間という長期スパンでの「保険」についてですよね。

例えば信販会社の融資を利用した場合は、産業用太陽光発電には自然災害のリスクに対応
してくえる動産保険がセットされていることが殆どのようです。保険の種類にもよるかとは思
われますが基本的に火災や台風による損害についてまで保険金対応してくれるようです。かなり充実してます。  

ただ、水害(例えば津波等)と地震については対象外となっているケースが多いようですが、中にはさらに究極
にそれをも含めてカバーしてくれている保険もあるようです。 傾向としては、私見ではありますが、信販会社を
利用した結果、無償・デフォルトでついてくる保険だけで賄っている方が多いように見受けられます。

この点そこまで保険を充実させるかどうかは、ランニングコスト・ご購入を検討されている発電所の立地、ハザードマップ、
最終収益等から20年間の推移を予測立て、別途追加での保険加入を検討なされば、もしくは、初めの1~2年は様子を見てから
後で必要になった際に追加加入で(その1~2年で予期しなかった例外に遭遇した場合はさすがに厳しいものがありますが)
進行するのもありだと思います。


以上ご参考までに。
お読み下さった方、お時間誠にありがとうございました。



2018年3月2日金曜日

東京オリンピックと再生可能エネルギー

平昌オリンピックが終わり、次は東京オリンピック!先日公式マスコットも決定しましたね。うちの小学生の娘のクラスは「ア」案に投票したそうで、それに決まって喜んでました。
選手達の活躍もそうですが、2020年に向けて社会がどう変わっていくのかにワクワクしますが、2020年に向けて太陽光発電を始めとした再エネを利用した街づくりが進められているのをご存知でしょうか?

​昨年、東京五輪の街づくり・持続可能性委員長がこんな事を発言してます。「1964年の東京五輪では多くの国民が高揚感を共有し、新幹線や高速道路などがレガシーとして残った。2020年は何をレガシーとできるのだろうか。」「レガシーは(略)地球と社会と人間が持続する姿である。」「エネルギーは福島と東北の太陽光や風力で賄い、震災からの復興に注目する世界へのアピールにもなる。」
2020年まであと2年しかありませんが、内閣府の資料によると、首都圏を中心に水素ステーションが増えて、燃料電池車や燃料電池バスが都心を走り回り、競技場や選手村には燃料電池で電力と熱を供給する予定で、大都市ならではの地中熱を取り入れたビルの建設も進めるんだそうです。太陽光発電が「普通」になる社会はすぐそこに来てるみたいですよ。

2018年3月1日木曜日

日本初

電力会社に依存しないビルを大和ハウスが実験中だそうです。
佐賀県の自社ビルで鉄骨2階建て、延べ床面積2444平方メートル、従業員100人が利用するそうです。
このビルは太陽光発電設備とリチウムイオン電池を組み合わせた電力自立システムだそうです。
まあ、実験段階ですので太陽光発電システムと蓄電池で電力を供給出来なくなった場合は電力会社から供給は受けるそうですが、今後発電効率が上がり、蓄電池の容量も大きくなって1ヶ月位曇っても大丈夫になれば凄いですね。
もし技術力があがり電力会社にまったく依存しない建物が普及したら電力会社さんはどうするのでしょうね。
発展途上国にとっては送電線を設置する必要がなくなるので、かなりメリットのある話かもしれませんね。
相当未来の話になりそうですが、いつかそうなる日も来るのでしょうね。