2019年5月20日月曜日

世界遺産と太陽光発電

先週は、大阪から初の世界遺産登録へって話題がありました。世界遺産と言えば、先日のノートルダム寺院の火災は衝撃でしたね。現在は「5年以内の修復完了」を掲げ、フランス政府は焼けた尖塔の修復に向け、デザインを公募すると発表しています。一方で、世界遺産は真正性、つまり原形に忠実かどうかが登録の大前提となるそうです。例えばドイツのドレスデン・エルベ渓谷は、登録後に橋が新設されて景観が変わり抹消となっています。

そんな中、ここにも太陽光発電が登場するかもしれません。再建計画の一つとして、ガラスの屋根に太陽光発電と、屋上菜園を備えたグリーン建築が提案されているそうです。プロジェクトのタイトルは、「再生」や「再創造」を意味するギリシャ語起源の「パリジェネシス」。太陽光発電機能を備えたガラスを屋根に使うんだそうです。寺院の再生って意味なのでしょうが、再生可能エネルギーにも相応しいタイトルです。世界遺産に太陽光発という組み合わせ。歴史と未来の融合を象徴するような、ちょっと神秘さを感じる話だなあと思いませんか?

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