2019年3月14日木曜日

幻の成田新幹線用地で太陽光発電


皆さま、こんにちは。
かつて計画されていた幻の新幹線・成田新幹線をご存知でしょうか?

おじさんである私も生まれる前なんで全く知らなかったのですが、
成田空港建設決定に伴い昭和40年代に東京駅~空港間を結ぶアクセ
ス路線として計画されたのが成田新幹線です。
工事計画も認可され政府としては完全にやる気だったのですが、
空港建設自体に反対する勢力に目の敵にされたのと、沿線自治体
の理解も得られず結局、計画断念となったようです。どうやら途中で
1駅しか停まらない計画では沿線住民には全くメリットがなく、むしろ
騒音の原因や都市計画の阻害とされたのだとか。

たしか一昨年前でしたか、この成田新幹線の旧予定地に太陽光発電所
ができ開所式が行われたとのニュースを目にしました。線路敷地を利用
したということで千葉ニュータウン中央駅付近から成田方面へ10.5km
にわたって延々とパネルを並べた日本一細長い発電所が出来上がった、
とちょっとした話題になっていました。

式に出席した千葉県知事は、この発電所がスカイライナーに沿っている
ことから、インバウンド客へ日本の技術をアピールできる効果に期待
しているようですが、太陽光発電が日本独自の技術ではないので、
その観点については微妙かもしれませんが、政府と市民の温度差から結果、
エキセントリックなものがきた、という意味では日本っぽいのかも知れませ
んが。。

いずれにしても、再生可能エネルギー、太陽光発電への期待は世界中で
寄せられています。日本でも官民問わずそうですよね。このことで、
環境破壊・公害的要因も軽減化され、人間も動物もより健やかに共存でき
る世界にもっともっと近づけばいいですよね。

お読み下さった方、ありがとうございました。




0 件のコメント:

コメントを投稿