日本では現在、再エネといえば太陽光発電が突出してます。
そんな中、昨年末、洋上風力促進法などと略されている法律が成立したのをご存知でしょうか?正式名称は「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律」といいます。洋上、つまり海の上の風力発電です。
洋上では陸上に比べてより大きな風力が得られるので、より大きな電力が供給できると考えられてます。ただ、日本で普及が進まない背景には、長期にわたる海域の占用を実現するための統一的ルールがなく、先行利用者(海運や漁業等)との調整を図るための枠組みも整備されていないことがありました。こうした状況を踏まえ、今回の新法では、洋上風力発電を促進するための「促進区域」を国が定め、その区域に限っては海域の占用期間を最大30年間まで可能としました。
でも海に囲まれた日本にとって風力は、太陽光発電と並ぶポテンシャルを持っているかもしれません。