2019年1月28日月曜日

売電の仕組み(逆潮流)

皆さま、こんにちは。
今回は売電の仕組みについて書きたいと思います。

売電とは太陽光発電で得られた電力を電力会社に売ることです。
電力を売る場合にも、電力を買うときと同じように電線が使われます。
ただここでご存知ない方も多いのでは、もしくは気にもかけなかったわ
という方もいらっしゃるのでは?それは、実際のところ、売電用の電線
が用意されているわけではないんです。ちょっとビックリしませんでした?
売電の際にも、日常買電する際(=例えば、家でテレビを見るのに電気を使っ
ているときやエアコンを使っているとき等、つまり日常電気を使っているときです。)に使っている電線が使われます。

電気の特性として「電圧は高いところから低いところへ流れる」性質が
あります。電力をの売買ではこの特性が利用されているわけです。

ご家庭で電気を買う場合は、電信柱と家との間につながっている
電線の電圧よりも、家庭内の配電線の電圧を低くしておくことで、
自然と電気が家庭に流れてくるように電力会社の方で設定されています。
それとは反対に、
太陽光発電で得られた電力を電力会社に売る場合には、
電信柱と家をつなぐ電線の電圧を家庭内の電圧よりも低くすることで電気
を逆流(専門的な言葉でいえば、「逆潮流」と言われます。)させます。
逆流させると言ってももちろんご自身で何かなさらなければいけないわけ
ではないので販売業者と電力会社に任せておけばいいです。このような
仕組みで電力会社への売電がなされているわけです。

以上、お読み下さりありがとうございました。

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