木枯らしが身を切るような冷たさに、コートだけでは耐えられない朝夕の通勤時間帯です。皆様、お風邪など召していらっしゃいませんでしょうか。昨年の暮にはインフルエンザの予防注射に大行列ができていたのが思い返されますが、今年も小中学校などが率先して予防接種を受けているという話を聴きます。抜けるような青空が太陽光発電にいい効果がありそうなものの、これから数ヶ月は寒さが続くのかと思うと憂鬱です。
童話「北風と太陽」はお読みになったことがあるでしょうか。旅人の上着を脱がさせるという、冷静に考えると少し妙な視点で、太陽神(アポロン)と北風の神(ボレアス)が力比べを行います。北風はビュービューと吹きつけても、結果しっかりと旅人が上着を押さえつけてしまい上着を脱がせられず、一方で太陽がサンサンと照りつけると、旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった、というあの話です。
投資という面にこの話を当てはめると、手っ取り早く投機性の高いものに目移りするよりも、太陽光発電を購入してゆっくりと着実に毎日毎日じわじわと売電してもらうほうが、最終的に大きな効果が得られる、こともあるかもしれません。