2015年12月11日金曜日

太陽光発電と雑草の話(蔦)

 以前、背の高い雑草の話をしましたが、今回は蔦の話をしたいと思います。

 蔦はみなさんご存知だと思いますが、こいつがやっかい極まりないのです。
何がやっかいかというと、放置すると蔦はフェンスやパネルの架台に巻き付いて上に伸びて行き、パワコンの内部に侵入したり、パネル表面に伸びていきます。

 太陽光発電の敷地に生えてないから大丈夫だと思っていても、隣地に蔦が生えていると、蔦は地面を這って侵入してきて、発電設備に絡みつき全体を飲み込んでしまうような勢いで成長します。

 草刈りして防草シートを設置した翌月に発電所に行くと防草シートの外側にあった蔦がシートの半分以上侵食しているのを見つけ驚きましたが、蔦は日に数センチ伸びると聞いて納得です。

 ただ、防草シートには貼り付きにくいのか、侵食している蔦は簡単に捲れて外側においやれました。

 蔦を処理せず放置してパワコン内部に侵入されると排熱出来ず停止する原因になり、故障する可能性もあります、またパネルの上に到達すると、部分的に影を落とすどころかパネル全面を覆うように成長し続けます。

 太陽光発電所の敷地内か隣地に蔦が生えていたら、侵食されないよう気をつけこまめに処理する事をお勧めします。

 防草シートは草を生やさないので、敷地全体に防草シートを設置し、侵入して来る蔦だけ気をつければいいのでこの方法もいいと思います。

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