2015年12月16日水曜日

太陽光発電と測量のこと

はじめまして、太陽光事業部の測量担当です。
今日は太陽光発電所を作るときに行なう測量の事を書こうと思います。

写真は光波測距儀という測量を行なうための機械(以下、「測量機」という)です。
みなさんも小学生の頃はこの機械の前でピースサインを決めて
測量士のお兄さん達を困らせた事があると思います。困らせた事があると思います。(大事なことなので2回書きました)

測量機を使うと、この測量機から測点に設置した反射プリズムまでの水平距離及び高さをミリ単位で測る事ができ
また、測量機を中心としてある測点から他の測点までの角度を測ることができます。

この測量機を持って太陽光発電の用地に赴き、例えばそれが四角形な土地であれば四隅を測点として、
複雑な形をしていてる場合にはその折れ点毎を測点として、それらの距離と角度を測ります。
その後、CADといわれる製図用のツールを用いて、
図面上で測量機位置からの各測点の距離と角度を入力していくことで、その測点の座標を求めます。
最後に測点同士を繋げば土地の正確な図面を描くことができるという仕組みです。

そもそも何故太陽光発電所の設置に測量が必要なのかという話はまた別な機会にしようと思います。
それではまた。

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