太陽光発電とアインシュタイン

太陽光発電の原理はアインシュタインによって説明できるようになったのをご存知ですか？太陽光発電は、太陽光をエネルギーとして電気に変換していることは、多くの方が何となくご存知だと思います。ただ、今の太陽電池の始まりであるセレン光電池の頃は、何故か分からないけど太陽光を当てると電気が発生する、、という事だったようです。もっとも変換効率は１％程度でしたが。

アインシュタイン以前、光は波であると考えられていて、確かに光に関する多くの事実が矛盾なく説明できるそうです。しかし、電子に与えられるエネルギーは光の強さではなく、周波数のみに依存するという事実は、どうしても説明できませんでした。これに対して、光は波でありながら、粒子としての性質を持つとした光量子理論により、説明が可能になったのです。この粒子が光子と呼ばれます。

因みに、アインシュタインと言えば相対性理論が有名ですが、ノーベル賞は光量子理論によってなんですね。ただこれは、世界中のどこにも、相対性理論を正しく理解できる人がいなかったのが原因とも言われているそうです。