2018年9月4日火曜日

黒部ダムと電力

ウチの子供達も昨日から新学期が始まりました。夏休み、皆さんどこへ行きましたか?そもそもありましたか?我が家は念願の黒部ダムへ行ってきました。「黒部の太陽」「プロジェクトX」の黒部ダムです。富山と長野の境にあるんですが、関西電力が建設したんですね。言うまでもないですが、日本で最も堤高の高い(186m)ダムで、富山県で最も高い建築物だそうです。総工費は建設当時で513億円。作業員延べ人数は1,000万人、工事期間中の労働災害による殉職者は171人というスケールの大きさです。当時は25万kWを生み出したと言われてますが、当時は「電力開発は1万kW生むごとに死者が1人でる」なんて言われてたそうです。命がけですね。

この25万kWという数字ですが、太陽光発電を扱ってる私としては気になりました。日本のメガソーラーで大きいものはどの程度なのか?調べてみると建設途中も含めると、200~300Mのものがゴロゴロあるんですね。1MW=1000kWなので、黒部ダムで作り出される電力と同程度です。太陽光発電によって、かつては命がけだった電力開発がウソみたいですね。

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