太陽光発電に必要な太陽ですが、まだまだ謎に包まれた存在です。たとえば、太陽の表面温度は摂氏約6000度であるのに対し、数千km上空のコロナは200万度もの超高温であるという「コロナ加熱問題」とか、太陽系に吹く超音速の太陽風の駆動源や、太陽から放出され光速の半分以上もの速度に達している高エネルギー粒子の加速メカニズムとか。
そんな中、日本時間8月12日に、NASAの探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が打ち上げられたのをご存知でしょうか?7年間のミッションの間に探査機は金星フライバイを繰り返しながら太陽へ近づいていき、最終的には太陽の表面から約600万kmまで接近します。600万kmの感覚が分かりませんが、相当な近さらしいですよ。もちろん先に述べた太陽の謎解明への期待を相当背負っているみたいです。太陽光発電をきっかけに、こういう未知の世界への興味を深めるのもいいですね。
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