先日のブログでも触れましたが、夏休みに黒部ダムへ行ってきました。黒部ダムへ行くには富山県側からのルートと長野県側からのルートがあります。今回私は長野県側から向かったのですが、信濃大町の扇沢駅から「トロリーバス」という車に乗ることになります。俗にいう「トロバス」です。外観は普通のバスですが、上空には架線が張っており、電車で言うパンタグラフみたいなので電気を得て走ります。ガソリンじゃないんですね。
立山黒部アルペンルートを開通させた関西電力では、黒部の自然環境を守るために、排気ガスの出ない電気を動力とする交通手段を選んだそうです。開業は1964年の東京オリンピックの年ですね。今でこそ太陽光発電に代表されるようにクリーンエネルギーに注目が集まってますが、イケイケのあの時代に採用してるのが驚きです。この関電のトロバスも今年がラストイヤーだそうです。54年間ほぼ同じ姿で走ってきたのですが、来年からは新型の電気バスと生まれ変わるそうですよ。太陽光発電もどこかで使われたりするかもしれませんね。
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