2018年11月21日水曜日

「仮想」発電所

2019年のFIT終了を迎えた後の発電をどのような活用方法があるのかを考えることは、いわゆる産業用の太陽光発電の20年後を考える際の参考になる気がします。結論から言うと、FITを卒業した電力にも様々な期待が寄せられてる現状をみてみると、明るい将来を感じる事ができます。
今回話題にしたい卒FITの可能性は、「仮想発電所」を利用することで売電を継続できるという事です。

仮想発電所=VPP(バーチャルパワープラント)とは、一般家庭やオフィス、工場などに存在する小さな発電システムをまとめて統合制御するシステムで、あかたも一つの発電所かのように機能します。VPPには、アグリゲーター(電力会社と、工場やオフィス、一般家庭などの分散するエネルギーリソースをマッチングさせる存在)と契約することで参加できます。まだ実証実験が始まったばかりですが、政府も補助金等での後押しを始めています。
太陽光発電はVPPによって、FIT期間終了後もアグリゲーターを介して売電を継続できれば、収益を継続して得られる可能性が広がってきたという事です。

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