2018年11月26日月曜日

インドの太陽光発電



昨今急速に太陽光発電へとかじを切っているインドですが、
3年連続で7%を超える経済成長を続け、何と人口が、
中国を抜いて2030年までには15億人になりそうだとの事
です(中国より人口が多くなるなんてビックリですよね)。
これに伴い必要となってくる電力は凡そ今の3倍となる計算、

その一方で、大気汚染は世界最悪レベルと世界中から指摘されて
いて、経済成長を維持しつつ環境を改善するとなると、

これまでの石炭や石油などの化石燃料から再生可能エネルギーへの
転換が急速に必要となってきたのだそうです。それゆえ、
いまインド政府は太陽光発電に相当力を入れているそうです。

そのほんの一例としてですが、先日とあるニュース記事でみた内容
なのですが、インド南部のコチ国際空港は、利用客数インド国内4位
の規模を誇り、その空港敷地内には、およそ5万枚のパネルが敷かれ
ているそうです。インドは日射量が日本の約1.5倍'(皆さん、ご存
知でした?)と豊富なことから、この枚数で空港で必要な電力のほぼ
すべてをまかなうことができる計算になるんだそうです。

電力で自給自足を果たした国際空港はこのコチ国際空港が世界初、
太陽光発電のおかげで、年間2億円かかっていた電気代がゼロ。
発電所設置に投じた10億円は5年で回収できる見通しとの事。

ジェット搭載の飛行機→CO2排出→飛行場に太陽光発電所設置
→CO2削減効果(±0とはなりませんものの)も相当ありそうです。

また、インド政府は、太陽光発電を後押しへと事業者に補助金を給付
し、さらには、一般家庭への太陽光発電の普及も大幅に進めていく方針、
太陽光を中心とした再生可能エネルギーの割合を、2030年までに
18%から40%に引き上げる計画を打ち立てているのだそうです。

太陽光発電は、パネルを設置する広い土地さえあればすぐに設置でき
ちゃうので、インフラ整備が遅れていそうなインドにとっては、
まさにうってつけ、日本と比べても、日照時間・日射量とも約1.5倍
あるため、インドにとっての太陽光は豊富な天然資源と言っても過言では
ないかもしれませんね。

さらにインド政府は、2030年までに、新しく販売する自動車を
全て電気自動車にすると掲げているらしく、
太陽光発電には相当の期待と、力の入れ具合が伺えます。
関連資機材の流通からしても相当の経済効果が存続し、
経済成長率もより一層に高まっていきそうに思われます。

もちろんインドだけでなく、
世界各地で再生可能エネルギーの普及は以前にも増して
より急速に進んでいく模様だそうです!

太陽光発電って、天からの恵み、自然からの恩恵にあずかる
かたちになるわけで、自然との調和(緑環境)を忘れず、均衡を
保つことができる範囲であれば、イメージからしても実際にも健康的で、
いいですよね!

余談ですが、太陽光発電ときいて私が個人的に連想しちゃうイメージは
なぜか、ドラちゃんかノルウェーサーモンです。




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