2018年11月28日水曜日

太陽光発電で水電解

太陽光発電で水素を製造する実験が各地で行われているのをご存知ですか?水素の作り方として小学校で教わったのは希塩酸に亜鉛を入れて作る方法でした。懐かししですね。でもこの方法だと、「短時間に、大量に、低コスト」で作るという場合には適していません。そこで主流なのが化石燃料から水素を取り出す方法です。この方法だと「短時間に、大量に、低コスト」で作れます。エネルギー効率もいいです。ただし製造過程でCO2も排出します。そこで注目されるのが、水を電気分解して、水素を取り出す方法です。

これまでは電気を発生させるために化石燃料を使う事になりますので、それであれば先に述べた化石燃料から水素を直で取り出した方が効率が良いという事になり、この方法は主流ではありませんでした。しかし、太陽光発電で水電解をすれば、化石燃料に頼らずに水素を製造できるって事になります。変換効率がまだ課題のようではありますけど。水素は燃料電池車等、次世代のエネルギーとして注目されていますよね。こういった実験は、CO2を排出しない水素の製造を実現するとともに、再エネの地産地消の後押しとなりそうです。

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