2017年1月31日火曜日

ブログ「火星の人」

リドリー・スコット監督2016年の作品「オデッセイ」にて、火星に一人取り残された主人公マット・デイモンが物語終盤、遠く離れたクレーターまでローバー(移動式の観測機)で向かう際に、13時間運転→4時間休息+パネルを展開して太陽光発電で充電、を数週間繰り返すというシーンが有ります。

2003年スピリット (MER-A)、オポチュニティ
(MER-B)の2機のマーズ・エクスプロレーション・ローバー(無人探査車)が火星に送り込まれていますが(到着は2004年)、それらも実際に太陽電池パネルで電力を得ています。

また映画にも登場するパスファインダー探査機(1997年に火星到着)も内部に搭載されていたローバーが(火星の)日の出とともに太陽電池により電力が供給されて起動し、着陸機を中継して地球との通信を行いつつ探査を行いました。

地球から火星までの約6000万キロは、条件次第で急げば3ヶ月、燃料を節約できるホーマン軌道を行けば約8ヶ月かかる気の遠くなる距離ですが、動力として太陽光発電が有効なのも不思議です。(なお、火星探査機はこれまで太陽光電池パネルを電源にしてきましたが、最新のCuriousityは核電池を使用しています)

2017年1月30日月曜日

ブログ「太陽光発電と家庭用電化製品」

みなさん、こんにちわ。

今日はたわいもないお話なのですが、太陽光発電所を所有している今と、所有していなかった頃を比べてみました。感覚的な話です。

わたしは、独身時代から電化製品を音楽コンポ、エアコンを人並み以上に使ってきており、昔から一人暮らしのときでも毎月12,000円以上の電気代を支払ってきました
家庭をもった今も相変わらずの電気消費大の生活を続けてしまっております。

太陽光発電をやってなかった昔は、電気代を支払うのも使っておきながらですが、何で支払わなきゃいけないのか?何でこんなに高いのか、電力会社は繁盛していらっしゃるわけだし、もっと安くていいじゃんと本当に勝手な言い分ですが、いつも不本意ながらコンビニに払込票払いに行ってました。

それが太陽光発電をやりだした今となっては、身勝手なもので(私だけかもしれませんが)感覚が全く変わりました。電気代の支払いに際し、「電力会社の皆さまにはいつもお世話になっているし、電気も買っていただいてるし、恩返ししなきゃ」といった調子で何の躊躇もなく、「よかよか、かまへんかまへん」の感覚になっちゃいました。さらに追加感覚としては、「これくらいかまへんかまへん」、お日様にお任せで一攫千金、今月はいくらいってくれるか楽しみでわくわくMODEです。

わたしの知人は、もう定年退職された方なんですが、毎月いくらいくかを味わうことが人生の醍醐味になっるとさせ言ってました。ご自身の発電所をものすごく我が子のように可愛がって拭き破棄掃除までなさってるそうです。

今回は太陽光をやりだしてのこの感覚を皆さまにもお伝えしたくて綴っちゃいました。
お読み下さった方、どうもありがとうございました。

2017年1月27日金曜日

ブログ「石川県」

こんにちは。

全国太陽光発電所ランキングシリーズ!
今回
は、石川県です。順位は、、、36位。

さて、石川県と言えば金沢を思い出す方が多いと思います。雪の兼六園もきれいですよね。しかし、今回は金沢ではない石川県をお伝えいたします。

まずは、小松空港近くの石川県立航空プラザ。

小松空港は、自衛隊と共同で空港を利用しています。この航空プラザには、自衛隊の飛行機が展示してあったりライト兄弟のことが学べますよ


お次も小松市の「ハニベ巌窟院」。

おぉ。。なかなかの珍スポットです。何なのかはイマイチよくわからなかったんですが、都賀田伯馬さんという方の彫刻がたくさんあります。

さて、加賀市へ移動します。

ここは、月うさぎの里というおびただしい数のうさぎがそこいら中にいるところです。もちろんうさぎもかわいいんですけど、ここのポイントは、籔内佐斗司さんの作品がたくさんあるところです。

​私は、籔内佐斗司さんの作品が好きなんですが、以前はここに籔内佐斗司さんの美術館がありましたがなくなってしまいました。。。

でも、たくさん作品はおいてありますよ!なんとなく何かに似てると思った方。そうせんとくんの生みの親です。

さて、北へ移動します。羽咋市にある、千里浜なぎさドライブウエイ。

ここは、海岸を車で走れるんです。なんかおしゃれじゃないですか?
ただし、非常に走りにくい&外へ出ると吹き飛ばされるんじゃないかと思うくらい、風が強かったです。。。

​​
石川県の旅はまだまだ続きます!次回をお楽しみに〜
​ (HDR 太陽光発電)​

2017年1月26日木曜日

ブログ「くしゃみ」

太陽光発電になくてはならない太陽光。太陽を見ると「くしゃみ」が出てしまう事ってありませんか?

この謎の現象、「光くしゃみ反射」という名の現象で、日本人の25%に現れるらしいのですが、欧米人には起こりにくいという不思議な現象です。しかも優性遺伝によって子孫に伝えられるので、光くしゃみ反射を持つ家系では複数の家族にこの現象が起こります。いったい何故でしょう?この現象は光刺激により眩しさを感じると同時に起こります。高速道路のトンネル出口付近での事故や、編隊飛行中のパイロットの事故も、光くしゃみ反射が原因との話もあるようです。

では、なぜ欧米人には起こりにくいのか?色んな説がありますが、眼の色の違いによるとの説もあります。日本人の黒い眼は光を吸収するので、欧米人青い眼より少しだけ長く日光を見てられます。欧米人は眩しいと感じる前に光から眼を逸らすので、この現象が起こりにくいとの事です。ただ、メカニズムはまだ解明されてない部分が多いようです。

太陽光発電に関わっていると、太陽光の引き起す色んな現象に注目するようになりますね。

2017年1月25日水曜日

ブログ「グーグルアース」

こんにちは。
HDR太陽光発電チームの用地担当です。

仕事柄、発電所用地候補の周辺環境を調べるため
グーグルアースの航空写真を見る機会が多いのですが
最近ではこの航空写真中にもソーラーパネルが増えてきました。
まあ、単にパネルを意識するようになっただけかもしれませんが。

そのため、
意外な場所・建物にパネルが設置されているのに気づく場合もあります。

先日、東京ディズニーランドに初めて車で行くことになり、
駐車場の位置を確認しようとグーグルアースで調べたのですが(昼休みに)
ディズニーランドとディズニーシーの狭間、
イッツ・ア・スモールワールドの裏にある建物の屋根上でも
太陽光発電が行われているのを発見しました。

夢と魔法の王国のバックヤードに触れるのは野暮かもしれませんが、
自分の仕事に関係のある技術が導入されていることに嬉しくなりました。

皆さまも、宝探し感覚で
隠れミッキーならぬ隠れ太陽光発電を探してみても面白いかもしれません。

2017年1月24日火曜日

ブログ「太陽電池糸」

太陽電池糸という物が福井県工業技術センターで研究されているそうです。
太陽光発電する素子が糸に埋め込まれており、太陽光のパネルと同じように発電するのだそうです。

優れた点は布に縫い込んで使えるのでパネルのように硬くて重い物ではなく、軽くて曲げられるのだそうです。
例えば帆船の帆に縫い付ければ、風の力と太陽光でも動力を得られ、カーテンとして使えば窓際で発電が出来てしまうのです。

3年以内に製品化を目指しているそうですので、そのうち発電する服なんて物が発売されるのかも知れません。

ほぉ~目立ちそうだぞ・・・なんてピカピカ点灯する無駄に派手な服を想像してしまいましたが、きっともっとまともな用途の商品開発がされると思います。

ただ、無知な私は発電する服を着てて感電しないのかな?と素朴な疑問を抱きましたが、安全面での情報を検索できずモヤモヤしております。
誰か知っている方いらっしゃったら教えてください。

2017年1月23日月曜日

ブログ「草刈りロボット」

太陽光発電の設備を所有している方なら多かれ少なかれ雑草対策で苦労されていると思います。

勝手に草がなくってくれたらと助かると思いますよね。
実はルンバの開発者が自動草刈りロボットを開発中だそうです。
しかも電源は太陽光発電で充電し、防水なので敷地内に置いておけば勝手に毎日草刈りしてくれるそうです。

太陽光発電の設備所有者にとっては飛びつきたくなる草刈りロボットですが、実はまだまだ開発段階なのです。
現在は家庭菜園の敷地程度なので、太陽光発電のような広い敷地には使えませんが、いずれ広い敷地も毎日勝手に草刈りしてくれるロボットが出来そうでいまから楽しみです。

ところで家庭用ルンバですが、母が勝手に掃除してくれると前から欲しがっており、いつのまにか購入してました。
ルンバは掃除開始したら放置しておけばいい物。←これが目的のはず!
しかし、母はどんな風に掃除するのか気になるらしく、動きを監視し、思ったところに進まないルンバを強制的に方向転換させてました。
母上様・・・・それなら自分で掃除した方が早いと思います。(笑)

2017年1月20日金曜日

ブログ「TUBE」

皆さんはタイトルに「太陽」が含まれた曲がどれくらい浮かびますでしょうか?
太陽と言えば夏!夏といえば、そう、TUBEですよね!

名曲「シーズン・イン・ザ・サン」誕生の背景にFugazi準備期間中のイアン・マッケイ氏からのアメリカ遊学中のメンバーへの示唆があった、という都市伝説が昨年一部で話題になったTUBEは、他にも「月と太陽」「太陽のサプライズ」など日本ポップミュージック史上に燦然と輝く名曲の数々を残しています。

どこまでも続く青い空、心躍る眩しい海、楽しいラテンのリズム、夏の終わりの切ない恋…さながら毎年の風物詩として世代を超えて愛される名曲を生み出すTUBEは、日本のThe
Beach Boysとして皆さんの青春の1ページをも彩っているのではないのでしょうか。

去年の夏、東北の実家に向けて車を走らせながら(BGMは当然「あー夏休み」)国道沿いのあちこちに太陽光発電の施設がありました。いつの日か太陽光発電も日本の情景に溶け込み歌われる季節が来るのかもしれません。

2017年1月19日木曜日

ブログ「21年目以降の」

太陽光発電の20年後は現在のプレミア価格は終わってしまいますが、昨年LOOP社より、21年目以降の買取サービスが始まりました。

"新サービス「Looop FIT」リリースのご案内"
https://looop.co.jp/info/2016/20161110_1/

21年目から10年間1kWあたり7円で買い取りしてくれるそうです。(但し条件あり)
もしかしたら競合してもっといい価格を提示してくる施工会社及び新電力会社が出てくるかもしれません。現在仮に年間180万円売電収入がある太陽光発電の施設は、年間約40万円の買取価格になります。

当社が販売する太陽光発電所は、土地が賃貸ですので21年目以降の売電金額は入ってきませんが、土地の固定資産税や設備の修繕費はかかりません。

選択はオーナー様の判断になりますが、今から1kW7円利益が見込めるのは安心材料なのかもしれません。

2017年1月18日水曜日

ブログ「竜宮城」

関東地方3番手の県・埼玉で育ったので
永遠のライバル・千葉県を忌み嫌って生きてきたのですが
神奈川県民となった今や、不毛な争いからは卒業したので(上から目線)、
先週末は木更津の 竜宮城スパホテル三日月 に遊びに行ってきました。

さて、ホテル三日月様と言えば
♪ゆったり たっぷり のーんびり のCMソング、
田中貴金属工業様が純金で作った黄金風呂、
某マスゾエ様が愛用されていた会議室 などで有名ですが、
なんと太陽光発電も手掛けていらっしゃるらしいのです。

ロビーでは自社所有の発電所を紹介するビデオが流れ、
エレベーターホールには発電所の写真が沢山並んでおり
私には貴重なプライベートで太陽光発電との縁を痛感する旅となりました。

それにしても、こうして多様な企業が事業化しているのを見ると
改めて、太陽光発電の事業性が評価されていることを実感します。

温泉でリフレッシュもできましたし、気分も新たに
個人投資家の皆さまに発電所をお届けできるよう、また頑張ります!

2017年1月17日火曜日

ブログ「太陽の王子」

太陽光発電に携わって以降、「太陽」がタイトルに付いたものに敏感になっているのですが今回は、80年代後半に活動していたybo2(読み方はイボイボだったり、ワイビーオーツーだったり)というバンドの話を。

中心人物が亡くなった後、権利関係の複雑さから市場から音源が消えたままという状況が10年以上続いていたのですが、昨年CDボックスセットが出たり、関わりのあったミュージシャンやファンが当時を振り返るイベントを開催するなど、再評価の波が起きつつあります。

彼らの曲としてよく紹介される「太陽の皇子」というバンドのイメージからすると面食らう程に雄大なメロディが導入部にあるのですが、これが『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』でも有名な高畑勲監督の『太陽の王子
ホルスの大冒険』の主題歌をテーマに引用した不思議な組み合わせとなっています。私も最初はこの曲からバンドを知ったのですが、太陽光発電の施設に向かう際によく頭のなかで再生しています。

ybo2 『太陽の皇子』 https://goo.gl/F37LD6
『太陽の王子 ホルスの大冒険(予告編)』https://goo.gl/TYyjE5

2017年1月16日月曜日

ブログ「太陽光だけで走る車」

太陽光だけで250kmの距離を走行できる車がドイツで登場。
ボディ全体にハンマーで叩いても割れないポリカーボネイト製パネルを採用しており、一日あたり最大30kmの距離が走れる電力を生み出し、フル充電にすると航続距離が
250km、しかも最高速度は140km/h出るそうです。

一昔前の軽自動車よりスピードが出る事に驚きです。
太陽光の他に電源ステーションでも充電可能で30分で80%までチャージできる急速充電タイプ、定員は前3名後ろ3名の6人乗りで、室内もエコにこだわり苔を使った空気清浄機能があるそうです。

昔、軽ワゴンに太陽光のパネルを乗せて日本一周にチャレンジしている番組がありましたが、ある程度走ると充電のために日当たりのいい場所で止まっていましたが、そのころに比べるとパネルから何からすべて機能が向上してるんですね。

お値段がかなり高いのではないかと思いましたが、なんと183万円くらいというから驚きです。
軽自動車でも200万超える車は多いのに、完全エコカーでこの値段はお買い得ではないでしょうか。
ちなみに太陽光発電で充電してますので、非常時の電源としても使えます。
これから先、ガソリンを使わない車が普及するのも遠くないと思いました。

2017年1月13日金曜日

ブログ「モロッコ」

先日モロッコで住友電気工業が高効率 太陽光発電の実証事業を始めたそうです。
ニュース記事によると、その発電所は出力1MWで、通常の太陽光発電で使用されるパネルと比べて発電効率が2倍以上である上に高温の環境でも発電効率が下がりにくいモジュールを使用しているそうです。

場所はモロッコ中部のワルザザードという砂漠です。
アフリカというと灼熱の大地というイメージがありますが、実は日本より過ごしやすいそうです。
その理由は湿度にあります。

日本の夏は暑いことに加えて湿度が高いため発汗機能が低下し、屋内や日影であっても涼しくありません。だから熱中症には十分注意しなければなりません。

一方で、モロッコは湿度が低いため、気温が高くても日影に入れば暑さは気になりません。実際にモロッコでは気温が高いにも関わらず、エアコンをほとんど見かけません。

モロッコは化石燃料や天然ガスの資源が乏しい国なので、太陽光発電は国のエネルギー問題を解決する糸口になりそうです。

2017年1月12日木曜日

ブログ「太陽光発電とカラーバス効果」

街を歩いたり、電車から窓の外を眺めていると、太陽光パネルがやたらと目に入ってきます。

また、電車の広告やテレビのCMでも「エコ」という言葉がやたらと目に入ってきます。
車を運転していると、自分が欲しいと思っている車がたくさん走っているというのと同じです。

心理学ではカラーバス効果というそうです。
http://matome.naver.jp/odai/2144897070343524701

太陽光発電で投資を始めようとする人は、投資とエコの両方に興味があるからそのような状態になります。

※成功した人の思考はカラーバス効果を無意識に実践していると言われているので、興味のある人はググって下さい。

売電収入は天気次第ですが、家ではなるべく無駄な電気は使わないように思考が働くと思います。そういう積み重ねで再生エネルギーが普及していけば資源不足を解消し、危険なエネルギーに手を出さなくていい時代がくると考えています。

2017年1月10日火曜日

ブログ「20年間」

 太陽光発電の固定価格買取期間はご存知の通り20年間となります。太陽光発電を初めようと考えている方や、既に発電所を所有している方は、20年後の周辺環境や設備について想像を巡らせている事でしょう。

 そこで逆に、20年前がどんな世界だったのか思い返してみました。1996年は、アトランタオリンピック開催、ビッグサイトが開場した年です。あの頃、東京でオリンピックなんて考えてもいませんでした。いまや定番のYahoo!JAPANがサービス開始したのもこの年です。前年にWindows95が世に出て、やっとパソコンが認知されたばかりでした。携帯電話もよりもPHS派でした。ポータブルMDプレイヤー人気もピークでしたが、今やカセットテープもMDも消滅しましたね。

 つまり、20年後を考えても意味がないって気がするのです(笑)。発電所に付随する多くの機械類(遠隔監視装置とかパワコンとか)周辺の環境も、20年という時間の長さを考えると、今では想像もつかないような進化を遂げて行く事を期待したいですね。

2017年1月6日金曜日

黒点

太陽光発電になくてはならない「太陽」について、ちょっと調べてみました。

小学生の頃、太陽には黒点があると習ったと思います。
黒点は周囲よりも温度が低く暗くなってるので黒く見えます。
発生原因は太陽の磁場だと考えられているようです。

その黒点、今年の6月から7月にかけてゼロの状態になったそうです。
10日以上続けてゼロの状態ってのは珍しいようです。
黒点が少ない時期は巨大地震が発生する、という研究もされているようです。
また、ゼロの状態を脱したと思ったら、今度は急激に増加してきたそうです。

また別の研究(?)で、黒点が急激に増えると、社会が暴力的になる、と主張する記事も見つけました。
肉眼では見えない黒点が、本当にこんな多くの影響を与えてるとすると、怖いですね。

信じるか信じないかはあなた次第、な気もしますが。
今後もしかしたら太陽光発電に与える影響なんてのも研究されるのかもしれませんね。

2017年1月5日木曜日

ブログ「太陽光発電モジュールの未来」

太陽光発電の普及が進み、屋根の上に太陽光発電設備を載せている家が増えてきました。一部では太陽光発電への投資はもう遅いという人がいますが、日本の太陽光発電設備は順調に増加しています。

今まで増える一方だった太陽光発電設備ですが、
2019年には約130万kWの太陽光発電設備が「買取期間」を終えます。

買取期間が終わったからと言って、すべての太陽光発電設備が撤去されるわけではありませんが、徐々に役割を終え、より高効率な太陽光発電パネルへの切り替えが進んでいきます。

ここで考えなくてはならないのが、撤去費用です。
経済産業省の試算では撤去費用は、構築費用の5%程度と言われています。
一部の家電のようにリサイクル制度が導入されればその負担はさらに大きなものになるかもしれません。

最近、太陽光発電への投資を始めた人や、これから始める人にとっては、
20年後の買取期間終了後のことは遠い未来のことのように感じると思いますが、
20年後は必ず来ます。

事業計画では撤去費用をしっかりと見込んでおくことをおすすめします。

2017年1月4日水曜日

ブログ「波力発電」

明けましておめでとうございます。
HDR太陽光は本年の営業を開始致しました。
今年も良質な太陽光発電のご提供を、事故なく遂行できるよう従業員一同心して取り組んで参ります。

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再生可能エネルギーというと、太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱などの発電が思い浮かびますが、このほかに波力発電というものがあります。
あまり馴染みのない言葉ですが、先日日本初の波力発電所が完成したそうです。

その発電所は岩手県の海岸に設置したもので、海から陸に寄せてくる波、さらに陸の方から海に引き返す波を、2m×4mの波受け板で振り子のような動きで受けて発電するものです。出力は43kWで、年間約9万kWhの発電量を見込んでいるそうです。

波力発電は太陽光発電と違い、太陽が照っている昼間だけなく夜間も継続的に発電できるため、安定して電力の供給を見込むことができる点で優れています。
ただし、海に設置するため設備の劣化(錆びなど)に十分耐えうる仕様にしなければなりません。
また、台風や津波などの対策も注意する必要があります。

これらの対策がどの程度なされているのかについてはさておき、今後発電コストを下げることができれば、波力発電は海に囲まれた環境にある日本において、大きなエネルギー源になるかもしれません。