2017年1月13日金曜日

ブログ「モロッコ」

先日モロッコで住友電気工業が高効率 太陽光発電の実証事業を始めたそうです。
ニュース記事によると、その発電所は出力1MWで、通常の太陽光発電で使用されるパネルと比べて発電効率が2倍以上である上に高温の環境でも発電効率が下がりにくいモジュールを使用しているそうです。

場所はモロッコ中部のワルザザードという砂漠です。
アフリカというと灼熱の大地というイメージがありますが、実は日本より過ごしやすいそうです。
その理由は湿度にあります。

日本の夏は暑いことに加えて湿度が高いため発汗機能が低下し、屋内や日影であっても涼しくありません。だから熱中症には十分注意しなければなりません。

一方で、モロッコは湿度が低いため、気温が高くても日影に入れば暑さは気になりません。実際にモロッコでは気温が高いにも関わらず、エアコンをほとんど見かけません。

モロッコは化石燃料や天然ガスの資源が乏しい国なので、太陽光発電は国のエネルギー問題を解決する糸口になりそうです。

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