興味深い記事がありました。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が、自動車に日射計を搭載して走行時に取得する日射量を計測した実験結果を発表したそうです。報告によると今回は、実際に札幌市と宮崎市で太陽光発電を搭載した車を走らせ、各地域の基準地点と市街地区間・高層ビル区間・解放区間という走行ルートとの比較を行いました。その結果、市街地区間や高層ビル区間では、基準地点より日射量が大きい場合があったそうです。日照遮蔽によってマイナスするとばかり思ってたので意外ですよね。建物からの反射による取得日射量が増加した可能性が考えられるそうです。
因みに今回は、太陽光システム搭載車の太陽電池が受光・取得できる日射量を計測し、その特徴や傾向などについて予備的な検討を行うというテーマでした。
太陽光発電を搭載した自動車と言えば、2年前に一般発売された「プリウスPHV」が有名ですが、こういった地道な研究に後押しされて、今後標準装備されていくかもしれませんね。
太陽光発電を搭載した自動車と言えば、2年前に一般発売された「プリウスPHV」が有名ですが、こういった地道な研究に後押しされて、今後標準装備されていくかもしれませんね。