2017年2月28日火曜日

ブログ「生産性向上設備投資促進税制、終了へ」

特別償却が可能な「生産性向上設備投資促進税制」も3月で終了となります。太陽光発電への関心も、投資としてどうか?という点に集中していくと思われます。弊社にお問い合わせ頂くお客様も、不動産投資に興味を持たれてる方(実際やられている方)が多いです。では実際、太陽光発電への投資と不動産投資、どういった違いがあるのでしょうか?


利回りを見ると、太陽光発電所は8~11%、不動産投資は5%~15%程度でしょうか。
もっとも、高利回りな収益不動産は地方にあることが多いです。物件価格が安いけど空室リスクも高い物件です。都内の一等地ですと、3%程度だったります。それに比べて太陽光は地域によっての差が少ないです。

収益性で見ると、インフレなら不動産投資が有利です。家賃、物件の値上がりが見込めます。また、建物がある限り事業は続けられます。その代り、空室リスクは年々高くなります。長期保有もしくは短期転売等ハイリスクハイリターンの選択もできるのが不動産投資の醍醐味でしょうか。

逆にデフレに強いのが太陽光発電です。固定価格での買取が制度化されており、20年間という期間限定であるにせよ、国と電力会社への信用を基盤に安定した収益が期待できます。リスクとリターンとの見合いで行くと、太陽光発電の方が有利な気がしますね。(あくまで個人的には、ですが。。)


2017年2月27日月曜日

ブログ「沖縄県」

こんにちは。

全国太陽光発電所ランキングシリーズ!
今回は、沖縄県です。順位は、、、15位。

沖縄県だけど15位かーってかんじですね。気温は関係ないんですよね〜

さて、沖縄県の旅ですがこちらは2014年の春に行ったもの。まだ海には入れない時期でした。
まずは、那覇よりちょっと南の方にある、ガンガラーの谷。
洞窟とネイチャー探索っていうかんじの施設です。すごいなんとかって木がありました。

この木の名前わかる方いたら、教えてください!
また、約2万年前このあたりにいたと言われている、人類で港川人という人類があります。
最近の研究で、港川人がいろいろわかってきたらしく、港川人2010もありました。

なんか面白いですよね。この写真。。。

では、北に移動して、こちらはおなじみ美ら海水族館。
ちょっと変わった写真でも載せておきますね。


ところで、ヤンバルクイナを知っていますか?絶滅危惧種に指定されている鳥です。全長30cm程度と意外と大きいのですが、ヤンバルクイナは飛べないんです。私もこの時までしりませんでした。
ヤンバルクイナに会えないかな〜と思っていたら、発見!森の中の巨大なヤンバルクイナを。


なんじゃこりゃーと思って、近づいてみると展望台でした。
でも、今は入れないそう。。とりあえず、ヤンバルクイナの頭と写真を撮りました。

2017年2月24日金曜日

ブログ「奈良県」

こんにちは。

全国太陽光発電所ランキングシリーズ!
今回は、奈良県です。順位は、、、25位。

奈良県と言えば、鹿や法隆寺。なんといっても、せんとくんでしょう。以前にもこのブログで紹介した、籔内佐斗司さんがせんとくんの産みの親です。そう言われてみると、せんとくんは籔内佐斗司さんの童子の作品に似てますよね〜

奈良県に行ったのは、少し前で2014年です。
奈良公園の鹿は相変わらず健在でした。中学の修学旅行の時に、鹿せんべいを持った途端、鹿に負けそうになったことを覚えていましたが、大人になってもそれは同じでした。
本当にそんなにせんべいを食べたいのか?ただ寄りたいだけなのか?


でも、一人たたずんでいる子鹿はバンビみたいでかわいいですね☆

​こちらは法隆寺。


夏の奈良は暑い。。。しかも法隆寺は広いし、影もなくて。
今回はかわいい鹿の写真で癒やされて下さい。


​おまけで、お隣京都も。
京都の夏の風物詩といえば、祇園祭。こちらは祇園祭で使われる、山鉾です。

​お祭りの日には、たくさんの山鉾が京都を練り歩きます。お祭りの期間、山鉾があちらこちらに置いてあるので、見学ができますよ。中に入れるものもありました!

2017年2月23日木曜日

ブログ「ふるさと納税」

みなさんふるさと納税は聞いたことありますよね。
自分で納税する地方を選んで納税し、金額に応じて返礼品がもらえるというやつです。

いままでは納税地で生産されている特産品等が返礼品でしたが、群馬県では家庭用の電力を返礼品に新たに加えるそうです。

家庭用電力が返戻品ってどういうこと?と思いますよね。


電力自由化によって電力を買う会社を選べるというのはみなさんご存知だと思いますが、この制度を使って、群馬県内で太陽光発電している業者の電力をふるさと納税の返戻品にするという物。

電力自由化を利用した制度なので契約先を群馬県の太陽光発電している電力会社に変更する必要があると思います。詳しく調べておりませんが、その電力会社と契約して、返戻品分の電力を値引するのでしょう。
例えば年間10万円の電力を買うとして、返戻分が5万円なら年間電気料金が5万円になる。群馬県にすればふるさと納税で税収が増えて、電力会社の契約数も増えるおいしい手なのでしょう。

今後もこのようなふるさと納税の返戻品が増えていくのかもしれませんね。


2017年2月22日水曜日

ブログ「過積載物件」


以前のブログにもありますが、経産省は認定後のパネル増設(過積載)に関して、増設分の買取価格を下げる方針だそうです。

太陽光発電パネルの価格が安くなって来ているため、安い価格で認定当時の買取価格で売電するのはけしからんという事です。

個人的にはパワコン出力を超えた分はカットされており、早朝と夕方に多く発電出来るようにしても、元々パワコンの出力分は認定されているのだから、発電量が低い時間帯に多く発電するようにパネル増量するのは発電事業をされている方の努力だと思います。。

太陽光発電は天候に左右され安定しないと言われますが、増量した分天候が悪い日でも多少は多く発電するので、より安定する発電という事にはならないでしょうか?

家庭の負担云々いうのであれば、福島の原発廃炉期間が延びる事で発生する費用を各家庭に負担を強いる方が問題ではないかと、足らない頭で考えたりもします。

いずれにしろ制度が決まってしまうと、過積載は難しくなる事が良そうされるので、みなさんお早めにご検討ください。

因みに、経済新聞の報道によると経産省は今夏にも既存設備との割合に応じて価格を引き下げる方針を打ち出すそうです。

2017年2月20日月曜日

ブログ「太陽光発電と保険」

太陽光発電に保険はかかせないと私は考えています。
先日、私の発電所が購入してから1年経つので保険会社と契約を継続しました。

何が起こるかわからない1年目だったので、1番金額の高い補償内容の範囲が広い保険に加入していました。しかし、運よく何も起こらなかたので、金額を下げて再契約しました。

保険外交員さんに他の発電所でどれ位の規模の事故が起こり、被害額がどれ位あったのか聞くと、「熊本で地震があり、屋根の上で多少被害がでましたが、野立て太陽光が崩壊したという話は聞きませんでした。」との回答でした。


ついでに、どのような事故が多かったか聞いてみると、「私が聞いた限り1番多かったのは、小動物による電気的事故でした。」との回答でした。

当社は100基近く既に発電所を完工していますが、小動物の被害はまだ聞いたことありません。そんなものかなあという感想でした。


2017年2月17日金曜日

ブログ「太陽が燃えている」

太陽光発電のエネルギー源、太陽。真っ赤に燃えてますよね。
でも物が燃えるときには酸素が必要って小学生の時に勉強しました
酸素のない宇宙空間で、太陽はどうやって燃えているのでしょうか?実は燃えていないのです。燃えているのではなく、核融合反応を起こしているのです。


太陽は、その73%が水素からできており、その内部では4個の水素原子核が融合して1個のヘリウム原子核が作られる核融合反応が起こっています。このとき、水素原子核4個とヘリウム原子核1個の質量を比べると、ヘリウム原子核1個の方がわずかに軽くなります。この質量が軽くなる分は別のエネルギーに変換されるのですが、そのエネルギーこそが太陽光発電に不可欠な、太陽の光や熱です。

ちなみに、太陽はおおよそ45億歳で、太陽内部に蓄えている水素の半分を消費し終わっているそうです。あと50億年分は水素の蓄えがありますが、これが全て消費されるとどうなるか?今度は水素の核融合により生成されたヘリウムを1億年以上かけて消費しながら膨張していくと考えられ、地球滅亡は太陽に飲み込まれる事で起こるという説の根拠にもなっています。

2017年2月16日木曜日

ブログ「太陽光発電と過積載」

過積載とは、パワーコンディショナー(PCS)の定格出力を上回る太陽光パネル容量を設置する、いわゆる「過積載」「積み増し」の事です。(もちろん、無制限にできるわけではありません。)

パネルの枚数を増やすので、当然コストもかかりますが、売電収入の増加も見込めます。

太陽光発電を始めた土地で広さが余っている方の中には検討された方もいるかと思います。


日経テクノロジーによりますと、経済産業省・資源エネルギー庁は1月25日、新エネルギー小委員会を開催し、その中で「適用される買取価格(3年間はプレミアム価格で買い取る

を算定する際に想定した設備コストよりも、安価に太陽光パネルを購入・設置できることから、国民負担との関係でどのように対応すべきか」との声が上がったそうです。


賛否両論があるそうですが、現時点では経済産業省の事務局は、「事後的な過積載への対応に関して、現時点で規制の対象にするか、しないか、方向性も含め全く白紙の状態。さらに現状を調査して問題点を整理し、その上で検討してきたい」との見解を示しているそうです。

太陽光発電で過積載を考えている方は、早めに対応した方がよさそうです。

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/013006015/?rt=nocnt


2017年2月15日水曜日

ブログ「マイクロインバータ付きパネル」

太陽光発電に関わる技術は日々進歩しています。
今私が気になっている太陽光パネルは、マイクロインバータ付きパネルです。
見た目は従来のパネルとほとんど変わりませんが、中身が進化しています。


​私たちが提供している太陽光発電所は主に、①パネル、②パワーコンディショナ、③架台で構成されています。パワーコンディショナとは簡単に言うと、直流の電気を交流の電気に変える役割を担っており、電力会社へ電気を売るために欠かせないものです。

私が注目しているマイクロインバータ付きのパネルは、パネルとパワーコンディショナが一体になっています。そうすることにより、まずパネルの一部に影がかかっても発電ロスを最小限に抑えることができます。また、パワコンの設置スペースを確保する必要もなくなり、安全性も高くなります。

マイクロインバータ付きパネルはメリットばかりですが、現状ではコストが高く、そして日本ではまだ普及していません。
将来的に導入することになると思いますが、もう少し時間がかかりそうです。




2017年2月14日火曜日

ブログ「三重県の発電所その2」

こんにちは太陽光事業部の磯貝です。
三重県の発電所に行ってまいりました。
遠隔監視装置の設置作業と久しく見ていなかった現場の状況確認が目的です。

そこまでは前回書きましたが、
発電所の帰りにはお参りに行きます。
そうです。三重県には 伊勢神宮(正式名称 神宮)があるのです。


正宮にお参りするのはもちろんなのですが、
今回、再生エネルギーを扱う私にとって行くべきところがあります。

それは… 

風日祈宮(かざひのみのみや)という、内宮の境内別宮です。

ウィキペディアによると
風日祈宮の祭神は、風雨を司る神とされる級長津彦命と級長戸辺命(しなつひこのみこと、しなとべのみこと)である。本来は農耕に適した風雨をもたらす神であったが、元寇以降は日本の国難に際して日本を救う祈願の対象となった。
とあります。

太陽をつかさどる神というわけではないようですが…
再生エネルギーには太陽光発電だけでなく、風力発電などもあります。
風と天候は神のみぞ知ること。

発電所オーナーにとって最後は神頼みしかできることはありません。
みなさんの分もしっかりとお祈りしておきました!

ことしもよろしくお願いいたします。

2017年2月13日月曜日

ブログ「三重県の発電所 その1」

こんにちは太陽光事業部の磯貝です。

昨年末自己所有の三重県にある発電所に行ってまいりました。
遠隔監視装置の設置作業と久しく見ていなかった現場の状況確認が目的です。

今回設置する遠隔監視装置はパワコンごとに発電量を見ることができ
日照計もついているために、日照量と発電量を見比べることが容易です。

日照計の推移グラフは発電量の推移グラフとほぼ同じ形になるので
不具合が起きたときに発見しやすいという利点があります。(写真参照)

設置は二人で行いましたが、電池式ということもあり
電気工事は不要で、思っていたほどの時間はかかりませんでした簡単です。

毎日発電状況が見えるというのは、安心感はあります。

この発電所は南の山の影響を受けるため良い発電所ではありません。
冬場は特に太陽が南の山の上まで登らないため、発電に大きな影響がでる発電所です。

パワコンごとの監視装置でみると、
冬至に近い年末だと3つのパワコンの発電が思わしくないことがわかります。
現場をみて初めからわかっていたことではありますが冬場はやっぱり我慢の時期ですね。

ただ、そんな状況でも年間を通しての売電金額は弊社が予想していた
売電金額を10%近く上回った結果となりましたので、

まぁそんなもんだよね~と思っておくのが
精神衛生上よろしいかと考えております。

2017年2月10日金曜日

ブログ「千葉にあった風力発電」

みなさんこんにちは  風力発電に興味津々なHDR再エネ事業部です。    こないだ千葉に行った時に大型の風力発電機があったので  思わず車を止めて近くまで見に行ってしまいました。


​書かれていた仕様によると  タワーの高さが65m、ブレードの直径が52m、そして発電出力なんと850kW  太陽光発電だとざっくり1万㎡くらいに270Wのパネルをずらっと並べてようやく850kWになるわけですが  この風力発電は高さはともかく設置面積的には200㎡くらいに収まってました。  尤も基礎がどれくらい埋まってるかわからないですが、、、。  まあとにかく風力発電って凄いですね(小並感    さて、そんな風力発電ですが、HDR再エネ事業部でも始めてみようと着々と準備を進めております。  いまのところ小型風力発電の買取価格は55円/kWhと、24円/kWhの太陽光発電と比べてかなりお高くなってます。  太陽光発電所オーナーの皆さまも検討してみてはいかがでしょうか?


2017年2月9日木曜日

ブログ「風力発電も急増中、太陽光発電もまだまだ良質在庫が!」

太陽光発電は、売電価格がどんどん推移してきており、また去年8月から設備認定の軽微変更ルールが一部変更になったり等、すごい勢いでとり巻く環境が変わってきてます。

おそらく太陽光発電が相当数に普及をしたことが原因だと思います。
それに対し、同時期から、再生可能エネルギーとして導入された風力発電の方については、2012年から昨年まで固定買取価格の変動が一切なされてきておりません。
それが示す背景には、政府の思うように風力発電の普及がなされていないことがあります。
太陽光発電の売電利益は来年・再来年にはもっと下がってくるかもしれないことからすると、この動向は必然なのかもしれませんね。

​でも、皆さんご心配、勘違いなさらないで下さいませ。巷にはまだまだ「良質在庫」が残ってます。
36円、32円案件もまだまだネットで確認できます。それは、既に買取価格が接続契約締結により維持され続けるので、買取価格が今後下がっていこうが一切関係ないわけです。

分かり易くは、36円、32円での買取りがずっと約束された権利であって、そこから下がらないことを保証された発電所がまだまだ市場にあるということです!!

なので、投資をお考えの方に、太陽光発電(まだまだ買い時です)も風力発電(これから普及していくと言われてます ※より収益性が高いと言われてます。ただそれなりの初期投資が必要です。でもその分ハイリターンです。)も両方ご検討なさってみては如何でしょうか?

※太陽光の節税対策としての魅力は100%償却から50%償却と半減しましたが、本日お伝えした理由からまだまだ太陽光も有望ですし、償却50%であれば、思いきってハイリターンの風力で大きく当てるのもよろしいかと。以上、ご参考までに。ご通読ありがとうございました。


2017年2月8日水曜日

ブログ「太陽光、どの県どの辺りがお得?」

皆さん、こんにちわ。

今回は表題の件について、検討してみたいと思います。

発電量は日射量に比例します。つまり、日射量のより多いエリアで太陽光発電を行えばより多く儲けることができるので、より理想的な投資となるわけでして気になるところですよね。

​NEDO日射量データベース一覧システム(http://app0.infoc.nedo.go.jp/)では全国エリアの日射量データベースが公開されていて、CSV抽出することもできます。

日射量マップを参照すれば、そのエリアが日射量の多いエリアかどうかを判断することができます。

私見での、お得エリア、つまり日射量が多く、太陽光発電を行うのに良さそうなエリアは下記あたりなのではと思われます(※あくまでも私見かつ現時点でのNEDOのデータからの推測です。気象変動もありそうですので)。

北海道(十勝エリア)
福島(小名浜エリア)
群馬・長野・山梨県の盆地部辺り

神奈川~高知の太平洋沿岸

茨城県~千葉県の太平洋沿岸
瀬戸内階海沿岸部
宮崎太平洋沿岸部
等々です。

※中でも山梨はエリア全般的にとくに良さそうです。
以上、あくまでも、お邪魔にならなければご参考までにと。
お読み下さった方、誠にありがとうございました。


2017年2月7日火曜日

ブログ「HDR」

こんにちは。

平素はHDR・太陽光発電チームの
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回もあまり太陽光発電と関係のない内容ですが悪しからずご了承ください。

さて、近年ではスマートフォンの普及が目覚ましいですが、
iPhone(iOS4.1以降)のカメラに
「HDR」という機能がついているのをご存知でしょうか?
(Androidでも無料アプリで利用可能です)

天気のいい日に明るい場所で写真を撮ると
日向が白く飛んだり、日陰が黒くつぶれて、見づらくなることがありますよね。
そんなときに
露出を変えて「明るめの写真」「暗めの写真」を2枚連続撮影し、
明るい部分については「暗めの写真」、
暗い部分は「明るめの写真」をそれぞれ使って合成して
ちょうどいい感じの画像データにする、という機能が「HDR」です。

弊社、社名を「株式会社HDR」と申しますので
名刺交換の際などに
HDRってそのHDR??なんて聞かれることもあるのですが
実際のところは全く関係がなく、
太陽光をアレするやつ、という程度の共通項しかありません。

一度、つい見栄を張りまして
当該機能は弊社が開発したと
合コンの場では発言したことがあるのですが、全くのデタラメでございます。
この場をお借りしましてお詫び申し上げます。


2017年2月6日月曜日

ブログ「20年後」

太陽光発電の固定価格買取期間が今年始まる場合、20年後は2037年になります。2036年からやってきたタイムトラベラーを自称する男性のネットへの投稿(その当時から見た未来について)が話題になったのも15年以上前の話になりますが、今後どのような変化が20年間に起きるのか、現在予定されている事柄をピックアップして考えてみたいと思います。

​2020年 
・この年までに月面に基地を建設し、それを有人火星探査の足場にする
計画(NASA)
・日本の高齢者世帯が、全世帯の30%に達する。
2024年
・日本の人口が1億2000万人を切る(推定)
2025年
・この年までに火星の有人宇宙探査を行うことを目標としている(ロシア連邦宇宙局)
2026年
・サグラダ・ファミリア(バルセロナ)が完
成予定(ガウディ没後100周年目)​
2027年
・渋谷駅周辺のリニューアルが完了(2013年〜)
2030年
・この年に人間を火星に送り込む構想(NASA)
2031年
・中国の人口がピークの16億人に到達(予測)
2033年
・東京ディズニーランド開園50周年
2036年
・ジョン・タイター、タイムマシンで1975年に向かい父方の祖父と会う(米)

人口動態や火星探査の進展については、数十年単位の観察や計画が必要になるので
未来のイメージも湧きやすいですね。例えば身近なところで、太陽光発電の技術が飛躍し発電量が増えるかどうかなど、技術的なロードマップが公表されているジャンル
の未来について本気出して考えてみるのも面白いかもしれません。


2017年2月3日金曜日

ブログ「ソーラーシェアリング」

太陽光発電を始めるにあたり最初の課題となるのは、周囲に日光を遮るものがない、安価な土地を探す事でしょう。そういう意味では使われなくなった農地、いわゆる耕作放棄地が適しているのですが、農林水産省の法規制により農地転用が厳しく監視され、太陽光発電を設置する前に所定の手続きを経て許可を得る必要があります。

日本は食料自給率が低い国ですので、政府としても自国の農業文化を衰退させるわけにはいかないのでしょう。ただ、国内の農業従事者は年々減少しており、今や全国に40万ヘクタールもの耕作放棄地が存在していると言われてます。そこで2013年3月より、一定の条件下にて届出だけで太陽光発電が目的でも一時許可が下りるようになりました。農地に支柱を立て、一定の高さパネルを設置し、営農を継続しながら発電事業を行う「ソーラーシェアリング」と呼ばれるものです。

農地転用手続きを行うと、審査に非常に時間がかかりますし、地域によっては申請しても許可が下りない可能性もあります。そういった手間を省けるうえ、パネルの下で作物の栽培を継続する事で、エネルギー生産と食料自給率の両立を図れると考えると、検討する価値のある事業かもしれませんね。

2017年2月2日木曜日

ブログ「ZEH」

ZEHという言葉を聞いたことがありますか。
家庭で使う電力のほぼすべてをその家庭で発電するような住宅のことなのですが、正確には以下の通りです。

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、住宅の高断熱化と高効率設備により、快適な室内環境と大幅な省エネルギーを同時に実現した上で、太陽光発電 等によってエネルギーを創り、年間に消費する正味(ネット)のエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅。(資源エネルギー庁HPより)

先日ある住宅メーカーがZEH分譲マンションを発売すると発表しました。
3階建て12戸のマンションの屋根に50kWの太陽光発電 用のパネルを備えており、1戸平均4kWを想定していることになります。一般家庭の1日当たりの消費電力量は10~20kWhなので普通に考えればぜんぜん足りないわけなのですが、そこは建物の断熱性や省エネ設備性能を高めてカバーするようです。

夜間や晴れていない日の電力をどうするのかわかりませんが、「電力を買う」という時代が過去になるのは意外と早いのかもしれません。

2017年2月1日水曜日

ブログ「ソーラーシェアリング」


農業(田んぼ、畑いわゆる農地を活用)と太陽光発電のコラボ。濡れ手で粟、一攫千金を狙うといった投資も美味しいと今ブームのようです。

農作物に光があたらないと、元も子もないじゃないかと思われるかもしれないですが、

植物は光が当たることで成長する性質をもってますが、ほとんどの植物はその成長に必要な光の量は一定レベルで、仮にそのレベル以上に光を浴びてもそれ以上に成長しないという特性があり、そのレベル境界を「光飽和点」というそうです。

その光飽和点からして、ソーラーシェアリングに向いている農作物は、ネギ、レタス、サトイモ、ワサビ、ミョウガ、ニラ、フキ等(他にもたくさんあるようですが)で、既に全国各地で実証されているとの情報です。全くの余談ですが、映画でマットデイモンさんが火星でジャガイモを作っていた光景をふと思い出します(これはあまり関係ない気も。。いや、太陽あまりあたらなくても大丈夫、「共存」ってことで共通項でしょうか。。? 笑 すいません)。

​この農業と共存できる美味しい太陽光発電として注目を浴びているソーラーシェアリングをなさる為には、「農地についての一時転用」という手続きを、実施なさる自治体の農業委員会(農林水産省)に対して申請し、その許可を得ないといけませんが、私個人的には高確率で高利回りでありさえすれば、やってみようかと考えている今日この頃です。

以上、今回のひとり言でした。お読み下さった方々、ご通読どうもありがとうございました!!