太陽光発電のエネルギー源、太陽。真っ赤に燃えてますよね。
でも物が燃えるときには酸素が必要って小学生の時に勉強しました。
酸素のない宇宙空間で、太陽はどうやって燃えているのでしょうか? 実は燃えていないのです。燃えているのではなく、 核融合反応を起こしているのです。
太陽は、その73%が水素からできており、その内部では4個の水素原子核が融合して1個のヘリウム原子核が 作られる核融合反応が起こっています。このとき、 水素原子核4個とヘリウム原子核1個の質量を比べると、 ヘリウム原子核1個の方がわずかに軽くなります。 この質量が軽くなる分は別のエネルギーに変換されるのですが、 そのエネルギーこそが太陽光発電に不可欠な、太陽の光や熱です。
ちなみに、太陽はおおよそ45億歳で、太陽内部に蓄えている水素の半分を消費し終わっているそうです。 あと50億年分は水素の蓄えがありますが、 これが全て消費されるとどうなるか? 今度は水素の核融合により生成されたヘリウムを1億年以上かけて 消費しながら膨張していくと考えられ、 地球滅亡は太陽に飲み込まれる事で起こるという説の根拠にもなっ ています。
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