2017年4月14日金曜日

ブログ「蓄電池」

蓄電池というと、私は子供の頃によく遊んでいたミニ四駆のことを思い出します。

現代でいうと身近なところではスマートフォンに使われていますね。



アメリカのカリフォルニア州では巨大な蓄電池システムが設置されたそうです。

エネルギー事業者が設置したリチウムイオン蓄電池で、容量は120MWh 、2万人が消費する電力を4時間供給できるとのことです。


ここで電気の需要と供給の話をしたいと思います。

電気は基本的に貯めることができません。そのため、需要に合わせる形で電力が供給(発電)されているのです。


原子力発電や火力発電は燃料さえあれば安定して発電ができる一方、再生可能エネルギーと呼ばれる太陽光発電や風力発電の発電は安定していません。夜の日照がない時間帯や風が吹かないときは発電しないからです。


この度カリフォルニアで設置された蓄電池は、不安定な太陽光発電等で発電した電力と需要電力のずれを補うために設置されたようです。


蓄電の技術が発展すれば、太陽光発電や風力発電は原子力や火力に代わるより信頼性の高いエネルギーとして普及していくことになりそうです。


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