2017年6月12日月曜日

ブログ「ファラオ」

太陽光発電のパネルを積み上げる作業中、ふと形状がピラミッドに似ていると気づいたので、古代エジプトの話を綴りたいと思います。

"太陽王"と言って皆が思い浮かべるのは、フランス・ブルボン朝のルイ14世だと思いますが、そのはるか昔のエジプトのファラオも、太陽神ラーの息子とされました。ラーは、後に、勢力を持ち始めたアメン(またはアモン)神と習合し、アモン・ラー信仰という形になります。

サッカーエジプト代表を"ファラオズ"というニックネームで呼ぶように、現在でもエジプトを象徴するアイコンとしても生きているようです。

エジプト新王国第19王朝のラムセス2世は、リビア・ヌビア・パレスチナ方面に積極的な領土拡大政策を取り、戦勝の記念碑を各地に築き、現在でももっとも記念碑の多く残るファラオとして知られています。彼に題材を取ったクリスチャン・ジャックの小説「太陽の王」全5巻がベストセラーになったのは、1995年のことです。

エジプトの最後の王は1953年に配位されていますが、ファラオの治世が続いていたら灼熱の砂漠が広がるエジプトの大地に太陽光発電をするピラミッドが建設されていたかもしれません。



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