2017年6月16日金曜日

ブログ「グラフェン」

太陽光発電にとって、雨はまさに天敵です。

そんな中、太陽光と雨粒の両方から発電可能なソーラーパネルが開発されているらしいです。天敵と握手しようって訳です。グラフェンという素材を使って、原子1個分ほどの厚さがあるレイヤーをパネルに重ねたものだそうです。雨粒が落ちると中に含まれているイオンが陰と陽とで分離し、塩基由来の陽イオンに含まれるナトリウム、カルシウム、アンモニウムなどが、パネル表面に蓄積して、陰イオンと反応し電気を生むという仕組みだそうです。中国海洋大学と雲南師範大学の科学者による実験では、エネルギー効率は7%に満たないほどであり、まだまだテスト段階のようです。しかも、雨水を想定して用意されたはずが、塩水が実験に使われていたというオチ(?)でした。

んー、まだ先は長そうです。でもこれが実用化されれば、雨だけでなく、雪での発電も期待できそうですね♪ もはや太陽光発電ではなくなっちゃいますけど。



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