2017年8月17日木曜日

伊東市のメガソーラー


静岡県の伊東市で民間企業が大規模な太陽光発電所を2カ所建設する予定があり、近隣住民が景観の悪化等を理由に中止を求めているそうです。

民間企業側は既に多額の資金を投入しており中止は困難だと回答したとの事。

太陽光発電の設備を設置するにあたり、大規模な森林伐採等を見ると正直いいのかなと思うところはあります。

周辺環境への懸念も理解は出来ますし、景観が悪くなると現地に住んでる方の気持ちもわかります。

ただ、民間企業側が資金投入してるので白紙にするのは困難だという主張も理解できます。

行政側や近隣住民は反対して中止になればいいのかも知れませんが、事業者側は資金投入しているので、簡単に中止を受け入れるとは言えないでしょう。

宅地造成の基準を満たせば設置を中止する法的な拘束力がないならなおさらです。

他の土地でやるにしても新たに申請するとなると売電価格は下がる訳で、下がった売電価格の差額分も損するわけです。

中止によって発生する損害を補てんするなり代替案もなく中止のみの選択肢では企業側を説得するのは難しいのではないでしょうか?

市側で事業者が購入した土地を買い取り、それまでにかかった資金と売電収入を補償するから中止してくれと申し出たらすごいんですけどね。


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