2015年11月12日木曜日

【様々な発電方法について】

 私は、太陽光発電事業に携わって以来、様々な発電方法に興味を持ち始めました。

 今回は、数ある発電方法の内、潮力発電(潮汐発電)、宇宙太陽光発電についてご紹介したいと思います。

 潮力発電(潮汐発電)とは、潮の満ち引きを利用してタービンを回し、発電する方法です。現在、日本で潮力発電(潮汐発電)施設はありませんが、フランスやカナダには大規模な発電施設が存在します。

 宇宙太陽光発電とは、地表数万km上空の宇宙空間に太陽光発電施設を設け、マイクロ波で地表へ送電するという方法です。
太陽から放射されたエネルギーは、地表へ到達するまでに、大気や雲による吸収・宇宙空間への反射により減少します。
静止軌道とはいえ、地表数万km上空ですので、昼夜関係なく、また、天候や大気の影響も受けることなく、大容量の発電が可能です。
得られた電気エネルギーは、マイクロ波という短い波長に変換し、地上へ転送します。
特定の周波数のマイクロ波は雨や雲を透過するので、天候に関係なく送電できるようですが、実用化までには様々な課題を解決しないといけないようです。

 太陽光発電の歴史は浅く、半世紀程度と言われています。
半世紀の間に実用化に向けた取り組みがなされ、クリーンエネルギーとして大きな期待が寄せられています。

 今後、どういった形で太陽光発電技術・事業が発展するのか楽しみです。

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