2015年11月18日水曜日

身近にソーラーが

初めて"太陽光発電"という言葉を耳にしたのは1980年前後だった気がします。

太陽光電池の腕時計が普及し、同時期に太陽光受光部が目立つ初期の電卓や小型ゲーム機なども身の回りに現れるようになりました。

その頃は、どちらかと言えば"太陽光発電"ではなく「ソーラー電池」「ソーラー発電」という言い方が普通でしたね。

太陽光でのみ走るソーラーカーや、普段気が付きませんが街頭用の時計にも太陽電池パネルが設置されたのもこの頃のようです。

その少し前にオイルショックがあり、石油によらないエネルギーの必要性が民間レベルでも感じられるようになったのでしょうか。

太陽光をエネルギーとして変換する研究は19世紀の中頃から始められましたが、現在のシリコンを使った太陽電池の原型と言われるシリコン太陽電池が発明されたのは1954年と意外に時間がかかっています。当然ながら当初は太陽電池の変換効率も低く電力用としては実用化できないレベルでしたが、20世紀後半は世界各地にて研究が進められて今に至ります。

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