太陽光発電所の敷地に生えた雑草でパネルに影を落として発電効率が悪くなるという話はよく聞くと思います。
この雑草ですが、たかが雑草と思っていると大変な事になります。
雑草の成長速度はかなり早く、日照時間が長くなる夏場はほんの数日で、パネルに影を落とすほど背が高くなります。
都心の住宅に囲まれた空き地ですら身長より高い雑草を見かけるのですから、日照のいい太陽光設備に生える雑草の勢いは凄い物で、1ヶ月も経たずに、大人の身長より高くなる物もあり、あっという間に敷地内はプチジャングルと化します。
写真の影時の向きは違いますが同じ場所の5月中旬と7月上旬の物です。
ご覧の通り身長より高くなる雑草は、幹の部分も太く木質化するタイプのもあり、密
集すると敷地内への侵入すら困難になります。
木質化した雑草の処理の際は小型のチェーンソーが欲しくなるほどです。
また、雑草は背が高くても低くても、密生すると地面付近は見えにくくなり、刈払い機での作業中はケーブルを断線させないよう慎重に行う必要があります。
雑草対策には色々ありますが、まだ対策してない方は、とりあえず秋口(10月11月)と春先(3月4月)に除草剤(粒剤タイプ6ヶ月効果のある物)を撒いてみてはいかがでしょう?
完全に生えないとは言えませんが、夏場の雑草をかなり抑えられるようです。
発電のロスを減らすためにも早めに対策されるのがお勧めです。
0 件のコメント:
コメントを投稿