2016年1月14日木曜日

太陽光発電と天気予報

太陽光発電の発電量は、高ければ高いほど良いと切に願うものです。
太陽光発電の仕事に携わってから、天候をやたらと気にするようになりました。
天候は大気のみならず、海洋、地形等にも影響されます。
たとえば、「エルニーニョ現象」「ラニーニャ現象」なんて言葉はよく耳にする機会があると思います。
「エルニーニョ/ラニーニャ現象」は、太平洋赤道付近の日付変更線付近から南米ペルー沿岸にかけての海水温の状態により、影響される現象です。
この海水温が平年より高い状態が1年続く減少を、「エルニーニョ現象」、低い状態を「ラニーニャ現象」と呼びます。
「南方振動」とは、インドネシア付近と南太平洋東部の海面気圧の変動を指します。
この2つは、シーソーのように一方が高いときは他方が低くなります。
南方振動は貿易風の強弱に関係し、貿易風の強弱は「エルニーニョ/ラニーニャ現象」に深く関わってくることから、この一連の変動を「エルニーニョ・南方振動(ENSO)」と呼ばれたりします。
2014年夏頃に発生したエルニーニョ現象は、2016年春頃まで続くと見られており、暖冬傾向にあるそうです。

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