現在のように太陽光発電がブームともいえる状況になる前から、 太陽光発電の弱点は、発電が安定しないことと、夜や曇りの時間帯は発電しないことだといわれています。 原子力発電、火力発電などは人為的に発電量を調整することもでき、当然ながら天候による発電量の変動はありません。 不安定といわれる太陽光発電から、安定した電力供給を実現するために、電気を「貯める」ことが長年研究されていますが、今のところ、ほとんど普及はしていません。 原因は、電気を貯める蓄電池の価格の高さです。 1kWhの電気を貯めることができる蓄電池は10万円程度で販売されています。 最近のニュースで、イーロン・マスク氏が経営する電気自動車会社のテスラ・モーターズが10kWhの蓄電池を約41万円で発売するニュースがありました。 この価格ではまだまだ、普及するには高すぎますが、 太陽光発電だけではなく、電気自動車や災害対策などで、蓄電池が大量生産されるようになることで、1kWhあたり1万円程度で販売されるようになると、太陽光発電の不安定さの解消が一気に進むものと思います。
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