地球が誕生してから46億年、生命はさまざまな進化を遂げてきました。
生命の進化には全遺伝情報(ゲノム)が主軸となってきます。
ゲノム、遺伝子、染色体、DNA
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「遺伝子」は、DNA上のタンパク質の合成について記録している場所をさします。
「DNA」は、遺伝情報が記録されている物質デオキシリボ核酸をさします。
「ゲノム」とは、このDNA上の全遺伝情報を指します。
太陽光発電の歴史と同様に、遺伝子医療の分野も昨今の医療技術の発達にともない、すさまじい発展を成しえました。
幹細胞を利用した再生医療技術もめざましい進歩を遂げています。
特に、ips細胞を利用した再生医療技術は日本のみならず世界中から期待されている技術
です。
ゲノム解析は再生医療においてとても重要な仕事です。
DNAの塩基配列は、A(アデニン)、G(グアニン)、ピリミジン塩基のC(シトシン
)、T(チミン)と呼ばれる4種類の塩基から構成されます。
このうち、A(アデニン)は、地球原始より存在していたと言われています。
(つづく)