今後の太陽光発電の見通しはどうでしょう?
2012年7月より始まった固定価格買取制度によって、産業用の太陽光発電は大きく普及していく事になりました。高い買取価格に魅力を感じ、設置に動いたからです。ただ、買取価格は年々下がり続けてますので、利回り確保が難しくなっていくのも事実でしょう。
資源エネルギー庁では固定価格買取制度の始まった2012年以降、3カ月単位で、その期間に運転開始したシステムの設置平均値を算出しています。出力10kW~50kW未満の場合、12年7~9月期はキロワットあたり47.2万円でした。それが同年10~12月期は同43.6万円、2013年1~3月期は同41.2万円、13年4~6月期は同39.0万円、13年7~9月期は同38.0万円、13年10~12月期は同36.9万円と右肩下がりです。買取価格(売電単価)は2012年度42円(税込み)2013年度は37.8円(税込み)でしたので、下落率は設置費用の方が大きい事になります。
つまり、今後買取価格が下がり続けても、利回りは確保できる可能性はあるのです。設置費用が今後も下がり続けると考えると、例えば設備に不具合があった場合の交換・修理代が抑えられるという事に繋がります。既に所有している方にとっても、太陽光発電の普及は大きなメリットに繋がるのです。
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