少し前の記事ですが、2016年4月2日の日経新聞朝刊の一面に
「太陽光、買い取り価格2割下げ 電気料金転嫁に歯止め」という記事が大きく出ていました。
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引用:日経新聞朝刊 2016年4月2日
経済産業省は、企業や家庭が発電した太陽光電気の買い取り価格を2019年度までに今より2割以上引き下げる。買い取り価格を高めにしたことで太陽光発電はいきおいよく普及してきたが、一般家庭に転嫁される料金の負担が重くなりすぎたため価格を適正な水準に下げる。電気を売るよりも、自宅や工場で使うようにうながす。太陽光発電に対する行き過ぎた優遇措置を是正する。
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「2割下げ」と大きく書かれていますが、これは既報の通りで驚くことはありません。
2015年度後半に27円/kWだった買取価格が、調達価格等算定委員会の意見の通り、24円/kWに引き下げられたということです。価格が比較的高めに維持されている10kW未満の屋根上設置の太陽光発電についても、引き下げていく方針が示されています。
そのため、日当りのいい土地を見つけたとしても、今から新たに太陽光事業に参入されることはあまりお勧めできません。
この記事の中にはあえて書かれていませんでしたが、すでに正式な申込み及び設備認定が完了している32円、36円、40円の買取価格は変更されません。
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