2016年12月2日金曜日

ブログ「人工的な光」

太陽光発電にとって欠かせない太陽光ですが、例えば懐中電灯などの人工的な光で発電はするのでしょうか?
答えは「発電します」。もちろん、少しだけ、です。

人工的な光と太陽光との違いは光の「強さ」「波長」です。太陽光だけで考えても、朝と昼との波長の違いで、太陽の色が違って見えますし、夏と冬とで強さが違うので、影の濃さや温度が変わってきます。

人工的な光でも発電はしますが、この「強さ」と「波長」の違いによって、変換効率はかなり低いのです。では、この変換効率を高める研究はされていないのかな~と調べてみると、少し意味合いは違うのですが、人工光合成という言葉を見つけました。聞いたことありますか?植物を模した半導体や金属錯体を用いて、太陽光と水と二酸化炭素から有機化合物などを作るもので、日本が世界のトップを走る技術です。

将来的にはアルコールのような石油代替燃料の生成も射程に入ってきたようです。太陽光からのエネルギー変換も、太陽光発電だけじゃない時代が来るようです。

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