昨年は太陽光発電所の電線を盗まれた報道をよく見かけましたが、最近は見かけないので事業者のみなさんの防犯意識が高まって被害が少なくなったのかと思ってました。
太陽光発電事業を始める人が増え始めた当初は遠隔監視も設置料金が高くて付けてない方も多く、すぐに異常を発見できないので異変に気付くのは電力会社からの通知が届いてからなんて事は少なくありません。
9月に、兵庫県西脇市が設置している発電所で2トンの電線が盗まれる被害がありました。被害に気付いたのは1週間後だそうです。
ここまでならよくある電線泥棒の被害ですが、この発電所は遠隔監視装置が付いていて発電量を確認出来るようになっており、異常発生を知らせる通報監視システムまで付いていたそうです。
遠隔監視システムの意味ないじゃんと、思わず突っ込んでしまいました。
市が設置してるので当然皆さんから徴収した税金を投入しているのでしょうが、無関心すぎます。
この発電所は1日約19万円の売電収入を得ていたそうで、1週間気づかなかった事で133万円、実際には修復まで日数を要するのでもっと損失が出るはずです。
毎日発電量を確認出来るはずなのに気づかない市、異常発生を通報する監視システムを導入しているのに気づかない補修委託業者、電線盗んだ犯罪者、全部ひっくるめて税金泥棒です。
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