2017年5月23日火曜日

ブログ「太陽光発電に適した土地と適さない土地」

はいこんにちは  HDR再生可能エネルギー事業部の施工担当です。    お客様に太陽光発電投資のご案内をすると、「これってうちの田舎の余ってる土地に設置してもらうことはできないの?」という質問をいただくことがあります。  太陽光発電投資のために新たに土地を購入したり、賃借したりするよりも、すでに所有している土地を活用した方がいいようにも思えます。ただ、太陽光発電に適してる土地と太陽光発電に適していない土地があります。  どういう土地が太陽光発電に適しているかと問われてまず考えるのは「日照時間が長い」とか「平均気温が低い」とかだと思いますが、今回はそういった地域的な条件ではなく、もっと局地的というかその土地固有の条件で考えてみましょう。    現場で施工をする側の立場でいえば、太陽光発電に適した土地は平らで立木や物がない開けた土地です。  わかりやすいように適してない土地を見てみましょう。    [写真1]  崖です。最近は崖の斜面をそのまま利用して太陽光パネルを設置する架台もあるのですが、その架台自体が高かったり、施工に特殊な重機が必要になったりで費用がとてもかかります。

​[写真2]
廃棄物がたくさんある土地です。この写真はコンクリート製品なのでせいぜい数十万程度ですが、廃油やら得体のしれない化学薬品が残っていた場合には数百万から一千万を超えるような場合も、、、。  
​[写真3]
木が茂っている土地です。遊休地に一番よくあるパターンですね。宅地状態で所有していると固定資産税が高いため税金対策で植栽している場合もあると思います。切ればええやんと思うかもしれませんが、生木、特に根っこ部分の処分ってかなりお金かかります。この写真の太さの木がこのくらいの密度で生えてるような土地で、50kW程度の太陽光発電を設置するのに必要な800㎡を伐採するとだいたい200万円程度ですかね。

とまあこんな感じで、土地の状態によっては新しく太陽光発電用の土地を買った方が安くなるケースもあるので気を付けてくださいね。

0 件のコメント:

コメントを投稿