2017年7月19日水曜日

ブログ「どちらがけしからん?」

40円等の買取価格は当時の設備代金が高かったからで、この高い金額の権利をキープしておいて設備代金が安くなってから作ろうとする事業者を問題視するのはわかります。
では、発電量が少ない時間帯や天気が悪い日の発電量を増やすために申請時よりパネルを増やして過積載にするのもダメって言うのはどうなのでしょう?
49.5kwの低圧太陽光発電所は、パワコンの総容量である49.5kw以上発電してもカットされます。
過積載するメリットは朝と夕方の発電量が増え、天気が悪い日でも多く発電するので売電収入は増えます。でも49.5kw以上にはなりません。
売電収入が増える→再エネ賦課金が増える→国民負担が増えてけしからんと言う訳ですよね。
電機料金の負担が増えるのは確かに嫌ですが、天候に左右されて不安定だと言われる太陽光発電が安定した電源になるのはいいのではないかと思います。
​この電気料金の国民負担増の話題ですが、六ケ所村の原発再処理工場の建設費が新基準に適合するために7500億の追加工事がありこれが電気料金という形で国民負担となるそうです。
安全のために基準を強化する、その為の費用が増える、だから負担が増えるのは仕方のないことだとは思います。(原発賛成反対はさておき安全のための負担増だから
では、この再処理工場、試験運転終了は当初2009年2月を予定しておりましたが、様々なトラブルで時期未定となり、23回延期して当初の7600億だった物が2011年2月で2.8倍の2兆1930億に膨らんでおります。
そこに今回の新基準のための工事費用が7500億追加され国民負担となるそうですが経産省の指示で公表せず
理由は選挙に影響するからだとか・・・・なんじゃそりゃ。
今回の追加費用を入れると2兆9000億になりますが、いつになったら完成して正式稼働するのでしょう?
忘れたころにまた工事費用の追加が発生しそうですね。

確実に発電量が増える過積載、不安定な太陽光発電が安定的と期待できる、でも発電事業者は設ける→国民負担が増える。
過去23回延期、既に工事費2.8倍増額した2兆超えは国民が負担してきた建設中の工場、さらに今回は7500億の国民負担が増える事を公表しないまま増額。
どちらがけしからんのでしょう?


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