2017年7月31日月曜日

ブログ「ひもの」

暑い日々が続きますが、一日中クーラーの効いた場所にいて汗をかくのは移動の際だけ、という方も多いのではないのでしょうか。こんな陽気では、始終外にいる太陽光発電のパネルの発電効率も下がるのも、残念ながら頷けます。


動物・植物の体積の数十パーセントは水でできており、一晩ベッドで寝ている間にコップ2杯分の水を汗としてかく、などと言われています。その水分を強制的に失わさせたものと考えるとミイラが浮かんできたのですが、一方で、我々にも馴染みのあるところでは干物・乾物がありますね。

古来より、保存性や食味の向上を目的として水分を抜き乾燥させた魚介類や野菜、果物が様々な地域において珍重されたのはいうまでもありません。陽の光を使って水分を飛ばした保存食は世界各地にあるのですが、その仕組は

食品(肉、植物)が微生物の作用で腐敗する前に、天日や風で微生物が使う水分を減らし、表面に膜を作ることによって保存性を高め、また干して乾燥することにより、独特の触感と旨味が形成されることにより出来ています。


人類が突然この世から消え失せた場合、太陽光発電の施設も数十年で干物になることでしょう。



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