皆さま、こんにちは。
本日は太陽光発電での「過積載」についてのお話です。
この分野での過積載とは、パワコンの容量を超えた発電容量の太陽光のパネルを設置することです。
例えば、45kWの容量のパワコンに、72kWの太陽光パネルを設置することです。
良い意味の言葉、表現として業界で使われてます。
パワコンの役割は、太陽光パネルから不規則な電圧と量で送られてくる電気を、
安定的に最大量で取り出せるようにすることですが、パワコンには、個々に出力可能な電力
の最大値があるので、それ以上の電気をパワコンに送っても、電力として処理をすることはできないのですが、
そんな中でも敢えてパネルを過積載しパワコンの容量を超えた容量のパネル設置をなすことには大きな理由があります。
その大きな理由というのは、
太陽光パネルは、その性質からして様々な外部的要因に干渉され、常に最高のパフォーマンスを発揮でき
ているわけではないからです。天候や時間帯により発電量が変わって(曇り、夕方、雪の時などは
どうしても発電量が下がってしまいます)きます。
このように、太陽光パネルが最高のパフォーマンスを発揮できる条件は非常に限られている為、実はパワコン
がフル稼働できていないことが多いです。
そこで過積載が有効に働きます。太陽光パネルを増やし発電量を上げれば、
発電しにくい曇り、夕方、雪の時などでも、より多くの電力を得られるようになるわけです。
過積載することにより、太陽光パネルからの送電総量が増え、その結果、パワコンの稼働率も
上昇するようになるわけです。
これが過積載を行う理由です。
太陽光発電をこれから始めようとお考えの方がいらっしゃいましたら、
この過積載がしっかりできている発電所なのかどうかは、十分な収益を得る
ための鍵となりますので、十分にこの点をチェックしてからでのご購入がよろしいかと思います。
以上ご参考までに。
お読み下さった方、お時間誠にありがとうざいました。
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