以前、雨天でも発電できる太陽光パネルについて書きました。中国海洋大学の研究者が開発したっていう3年前位のニュースでした。仕組みは、雨水と炭素素材のグラフェンを利用し、電位差を発生させるというものでした。雨水は、空気中から塩分などを取り込んでイオン化してるので、実験では薄い塩水を雨水に見立てて散布し、発電を確認したんだそうです。ただ、塩水で多少発電してもなあ、、地域によって、雨水のイオン濃度は違うだろうし、とういう疑問も感じたニュースでした。
そしたら最近また、雨でも発電できるパネルが開発中とのニュースを見つけました。またまた中国。発電の原理は、雨水が落ちた時に、電池に搭載した2枚のポリマーフィルムで摩擦が起き、それをもとに発電させます。実用化までは時間がかかるようですが、こちらだったら雨水の濃度なんかは関係なく発電しそうです。雨の日でも発電できるパネルがあれば、太陽光発電は完全無欠です。もはや太陽光発電とは呼ばないのかもしれませんが。蓄電技術の向上で、意味ないものになる気もしますが、夢のある研究ですね。