2018年10月1日月曜日

ソーラーシェアリング(農業と太陽光発電)


今ではよく耳にするようになってきたソーラーシェアリング。
ソーラーシェアリングは、農地を使って行う太陽光発電事業
のことを言います。農林水産省では別名「営農型発電設備」と
呼ばれたりもしてます。つまり、農業を継続しながら発電を行う
事が出来ちゃいます。
 
そこで誰もが一度はこう思うと思います。
「農作物に光があたらないと、元も子もないんじゃない?」と。
私もそうでしたが、調べたら、いやいやそんなご心配は無用です。

というのは「光飽和点」があるからです。
植物は光が当たることで成長する性質をもってますが、ほとんどの
植物はその成長に必要な光の量は一定レベルで、仮にそのレベル以上
に光を浴びてもそれ以上に成長しないという特性があり、そのレベル境界
を光飽和点というそうです。

実際のところ、太陽光パネルによって農地に出来る「影の面積が
33%程度であれば」、ほとんどの作物の栽培に支障がないと言われています。
 

このように農業と共存できる陽光発電として注目を浴びているソーラーシ
ェアリング。
これを手掛ける為には、「農地についての一時転用」という手続きを、
自治体の農業委員会(農林水産省)に対して申請し、その許可を得ないと
いけませんが、この点ご面倒に感じる必要はなく、簡単にお手続きなさっ
ていただけることかと思います。

これで農業でも収益を上げつつ(近隣の8割程の収穫高を維持する必要
はあるようです。)、太陽光発電でも売電収入が20年間ずっと何もしな
くても入ってきます。

太陽光発電の設置形態は今日では多種多様ですが、
このようにご自身の田んぼや畑を有効利用するソーラーシェアリン
も魅力的だと思います。

あともちろん、農地の直接のオーナーの方でなくても、
ソーラーシェアリング物件のご購入は可能でネット等経由で販売さ
ていますのでご興味ある方はぜひご検討されてみてはと。


以上 、ご参考までに。
お読み下さった方、ありがとうございました!



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