2018年10月4日木曜日

太陽光発電パネルの青色、濃紺色のなぜなに。



皆さま、こんにちは。

ところで、どうして太陽光パネルは青色、濃紺色の仕様が多いのか
について不思議に思った方は相当たくさんいらっしゃることと思います。
実際私もその1人でした。

太陽光パネルの中にある太陽電池は光を吸収して発電します。
それゆえ理想的には光を全部吸収する黒色がいいのですが、
黒色だとどうしても反射する成分が残ってしまうそうです。

青色に見える太陽電池パネルは、表面に酸化膜、窒化膜のバリ
ア層、もしくは反射防止膜を差し込んで作られているので、
これが青い色の原因です。

もし、適当な色、ピンクやおしゃれな一風変わった色にしてしまっ
た場合、その色次第で、太陽光パネルが吸収できる太陽光エネルギー
波長の問題があり、太陽光の電気エネルギーが太陽電池に吸収されな
いで拡散してしまい変換効率が悪くなってしまう為、研究の結果、
現在最も多く使われている太陽光パネルの色に落ち着いたらしいです。

太陽光発電所の見栄えではなくて、いかに太陽光をパネルに
とり込むことができるかが一番大切で、こうなったわけなんですね。
そもそも太陽光発電で売電収入を得ることが目的ですしね。

ただ、ここからは私見も入ってはいますが、
メーカーさんの方でその太陽光パネルの生産仕様からして
変換効率を理由に敢えて黒系統の色になっている製品もあり、
理由があっての事だと思いますので、

太陽光発電、パンネルは青、紺等と決めつけず、柔軟にとらえた方が
いいと思います。メーカーの仕様書から変換効率等を比較するのが
一番よろしいかと。

お読み下さった方、ありがとうございました。



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