2016年8月8日月曜日

ブログ「スペイン」

"情熱と太陽の国"と言えば、事実上スペインのキャッチフレーズとして使われているのですが、スペインの太陽光発電の事情について調べてみました。

スペインも日本と同様化石燃料に乏しい国なのですが、2014年の年間電力消費量において再生エネルギーが占める割合は4割を超えています。風力発電や水力発電が中心ですが、太陽光(太陽光発電・太陽熱発電)も年間消費量の7%を担っています。
国のエネルギーの自給率が低く、石油、天然ガス、ウランなど海外に依存している価格変動や供給のリスクを解消するために、再生エネルギーを推進する政策が取られたようです。

また、2011年5月アンダルシアの平原に設立されたヘマソラール発電所は世界初の24時間発電可能な中央タワー式集光器と蓄熱機能を備えた集光型太陽熱発電所であり、集光型太陽熱発電の設備容量としては世界合計の半分に相当する2.3GWがスペインに存在しています(2014年時点)。

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