「ソーラーシェアリング」という言葉を聞いたことがありますか?
簡単に説明すると、畑や田んぼの上に太陽光パネルを設置し、農業と太陽光発電を同時にやってしまうということです。
これにより、ひとつの土地で農作物の収穫をしつつ、太陽光発電による売電収入を得ることが可能となります。
とは言っても、太陽光パネルの影が邪魔になって農業なんてできないんじゃないの?という疑問が湧いてきます。
このような疑問に対し、ソーラーシェアリングの考案者である長島彬氏は次のように答えています。「多くの作物にとって太陽光は過剰であり、水分を蒸散して体温を下げている。また一定の強さ以上の光は光合成の増大にほとんど貢献できない。光合成量が上昇してほぼ一定に安定する時点を『光飽和点』と呼び、それ以上の余った光線から電力を得るのがソーラーシェアリングの考え方」(2016年9月25日THE
PAGEより)
農作物にとって、パネルがつくる日影は必ずしも問題にならないそうです。
寧ろ適度な日影は、農作物に良い影響を与えるということです。
ソーラーシェアリングは農地法の一時転用として認められており、今後増えることが予想されます。
弊社でもソーラーシェアリングを具体的に検討している場所があります。
進展がありましたら、またこの場でご報告させていただきます。
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