太陽光発電には弱点があります。
それは天候によって発電量が変動してしまうため、安定電源(ベースロード電源)になりえないということです。
そのためどんなに太陽光発電を増やしたとしても、
夜や、天候の悪い時期の電力を供給するために、原子力発電や火力発電など既存の発電能力を減らすことができないといわれています。
しかしこの弱点は解消可能です。
現在の技術ではコスト・設置スペースの面で実現できませんが、
低コスト・小スペース・大容量の蓄電池の開発が進めば、日本中の太陽光発電で作られた電気をためておいて、必要な時に使うことができるようになります。
これは夢物語ではなく、近い将来に実現する技術です。
http://www.nedo.go.jp/content/100559230.pdf
NEDOが2012年7月に発表した「先進・革新蓄電池材料評価技術開発」基本計画によると、2020年に電力貯蔵用の蓄電池は1kWhあたり、2.3万円を目指すとしています。このコストは現状の10分の1です。
太陽光発電の弱点は東京オリンピックのころまでには解決できそうです。
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