2017年3月31日金曜日

ブログ「九州電力が管轄外で発電事業」

九州電力の100%子会社が中国電力管内の東広島で出力1MWのメガソーラーを稼働させたそうです。
ふ~ん、九州以外でも発電所作ったんだね、なんて流してしまいそうですが、この発電所、固定価格買取制度に基づいて売電しているそうです。

九州電力が広島で発電して、固定価格買取制度で中国電力に売っているという事です。
しかも、売電価格は非公開・・・怪しいですよね。
非公開の段階で超プレミア価格なんだろうって勘ぐってしまいます。(笑)
九電と中電は別会社なので法的に問題ないのでしょうが、なんかすっきりしませんね。
でもこの発電所が売電した電力には賦課金が乗せられてるんですよね?
まあ、子会社なので九州で発電しても九州電力に売るのでしょうから同じなんでしょうが、モヤモヤ感満載です。

​メガソーラーは準備期間だけでも数年かかっているでしょうから、40円とか42円時代の設備認定を取得しているのでしょう。
でもパネルは三菱製の271Wだそうで、設備認定取った当時には無かったはずです。
今年の稼働でパネルは最新の271Wです。
いわゆるパネル価格が下がるのを待っていた、またはパネルの性能が上がるのを待っていた未稼働発電所だったのでは!?(笑)
さらにこの発電所、出力1MWですが、パネル出力は1.248MWだそうです。
そうです、最近規制しようとしている過積載なのです。
九電の子会社さん、未稼働でパネル価格下がるの待って、過積載が規制される前に上手に滑り込んだとしか思えません。(笑)
みなさんどう思います?違法ではないけど、なんか納得いかない感じになりませんか?
個人的には、せめて中国電力が出力抑制かけるときは、受給契約の時期的に抑制対象外でしょうけど、この発電所優先にして欲しいです。


2017年3月30日木曜日

ブログ「北海道」

全国太陽光発電所ランキングシリーズ!
今回は、北海道です。順位は、、、44位。

雪のためでしょうか。順位は低いですね。

北海道は、2ヶ所ご案内。
まずは函館。函館と言えば、五稜郭と夜景ですね。

行ったのは12月でものすごーく寒かったです。


夜景はほんとにきれいですよ。吸い込まれてしまいそうで怖いくらいです。

ところで、函館にしかないラッキーピエロっていうハンバーガーショップをご存知ですか?

とてもおいしくて、店舗の内装も凝っているんです。写真がないのが残念なんですが。

函館へ行った際には、ぜひ寄ってみて下さい。


そして北海道といえば、熊です。


北海道のもう一箇所のご案内は、洞爺湖です。

洞爺湖温泉へは、新千歳空港から車で3時間ぐらいかかるのでちょっと行きにくいんですが、素敵なところでした。

洞爺湖にも熊はいます。



私どこ行ってもおんなじことしてるんですね。。。
こちらは本物の熊。熊牧場があります。

これを見ていると凶暴さは伝わらないんですけどねえ。出会ったら近づけないです。。

2017年3月29日水曜日

ブログ「神奈川県」

こんにちは。

全国太陽光発電所ランキングシリーズ!
今回は、神奈川県です。順位は、、、21位。

灯台もと暗しというか、ちょっと忘れてました。
神奈川県の紹介ですね。うーん、地元が横浜なのに意外と難しいんですよね。
横浜といえば、みなとみらいですね。今でこそおしゃれなかんじになっていますが、小さいときはみなとみらいなんていう呼び名もなかったと思います。


この観覧車は、1989年の横浜博覧会の際に建造されたものなんです。場所は今と違いますが。横浜博覧会には何度も行きましたね〜学校の遠足でも行くし、家族でも行くし、地元の子供会でも行くし、何があったかはあんまり覚えていないんですけど、とにかく何度も行ったことだけは覚えています。
当時できたものと言えば、もう一つ。ベイブリッジ。



よく考えたら、それまではどうしていたんでしょうかね???

このあたりは、小学生〜中学生にかけて、横浜少年少女合唱団という団体に所属していたときの練習場だったのでよく行きました。練習場が氷川丸の中だったんです。

毎週土曜日、一生懸命通いましたね。学校から帰ってきて、急いで行ったものです。

合唱団は今もあるようで、相変わらず氷川丸で練習をしているそうですよ。


その後開発が進んで、赤レンガ倉庫やクイーンズスクエアなどたくさんの商業施設ができましたね。

これはその一つ、赤レンガ倉庫でのイベント。


なんのイベントだったか忘れてしまいましたが、福島県いわき市のフラおじさんとの1枚。


こちらは、パシフィコ横浜での1枚。


おなじみ、カールおじさんです。

みなとみらい方面は今も日々進化していますね。どんどん新しいスポットができて、置いていかれてしまいそうです。

2017年3月27日月曜日

ブログ「■山口県まで飛行機に乗って草刈りに その2」

こんにちは太陽光事業部の磯貝です。
今回は山口県宇部市の太陽光発電所に行ってまいりました。

今回の目的は草刈りです。前回のつづきです。

無事預けた草刈り機を受け取って
電車にて現場の太陽光発電所に向かいます。

移動は以前にも話したので割愛。
http://hdrtaiyoukou.blogspot.jp/2016/08/blog-post_22.html

現地についたら、まず組み立てる必要があります。分割タイプなので。
組み立ては多少面倒ですが、多分慣れればどうってことないレベルです。

夏場放置しておいた草たちが強力に木質化して
やれるもんならやってみろと言わんばかりに待ち構えております。

やってやりますよ。まとめてかかってこいや!(笑)

圧倒的とはこのこと。この草刈り機すごいです!!
ガソリン機よりいいんじゃないかと思うほどのパワーと切れ味!
木質化したヤツらをザコ戦闘員扱い。
ばっさばっさと切り倒します!

しばらく動かすとパワーのせいか手が痺れてきましたが、この大満足の結果に
「これからは、電車でも飛行機でも、発電所に行ったら草刈りできるぜ!」
という手ごたえを感じ ほくそ笑む磯貝なのでした。

2017年3月24日金曜日

ブログ「■山口県まで飛行機に乗って草刈りに その1」

こんにちは太陽光事業部の磯貝です。
今回は山口県宇部市の発電所に行ってまいりました。

今回の目的は草刈りです。

まずは草刈り機の購入から。
飛行機で行くので、当然飛行機に持ち込むことが出来る草刈り機が必要です。

ガソリンのものはあずけることができないため
ここは電気式でコンパクトにシャフトの分割ができるリョービのAKS6000 に決定。

さて、どうやって持ち運ぶか。
いろいろとネットで探してみたところ…いいものがありました!
サバイバルゲームなどをする人たちがライフルとかを背負って持ち運ぶバッグ。
ポケットが結構あって工具なんかもいろいろ入って便利です。

ケーブル含めると10数kgと結構重いですが、背負えば意外と持ち運べるもんです。
スノーボーダーか スナイパーのようなたたずまい。

さて、無事預かってもらえるものか…
ドキドキしながら、ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)に入れてみます
が、これはサイズが大きかったか、出発ロビーの手荷物カウンターに行ってくれと言われてしまいました。

カウンターで手続きをすると
サイズも重量も特に問題なく、草刈り機であることを説明して
「こわれもの注意」のシールも貼ってもらいました。

飛行機の移動は全く問題ありません。
手荷物に軍手と安全靴だけをもって、
ワークマンスタイルで 快適な空の旅を満喫します。

とりあえず一安心の磯貝なのでした。

つづく

2017年3月23日木曜日

ブログ「太陽光発電と春の兆し(続)」


​(承前)地域差はあるにしてもほとんどの発電所が5月です。
パネルが発電するにあたり、理想表面温度が25度のためだと言われています。

夏に車の車体に触れた人はわかると思いますが、ずっと触っていたら火傷すると思います。

太陽光発電のパネルでも車の車体ほどではないですが、素手で触れないくらい熱くなっています。その分ロスになっています。ロスの分を冬の日照量の少ない時に回したいと誰もが思いますね。

去年の夏が28年ぶりの日照量の少なさに加えて、秋の長雨の時期も長かったので、今年は平年並みの日照量が確保されて欲しいです。

ただ、太陽光発電投資は太陽光があるぎり基本的には毎月売電があるのは有り難いと思います。

2017年3月22日水曜日

ブログ「太陽光発電と春の兆し」

3月でまだまだ寒いですが、当社で見回り契約をして頂いてるお客様の発電量を分析すると、軒並み発電量は増えています。


太陽光発電のオーナー様には待ちに待った季節がやってきました。
日常生活では、人事異動や卒業、入学等慣れ親しんだ環境から離れる機会が多く、
私には苦手な季節ですが、発電所オーナーの私としては素直に発電量が増え、売電金額が上がるのは嬉しいです。

当社が保有している雪国の発電所では、予想を大きく上回る降雪があり、雪の重みでパネルが外れるという事がありましたが、外れたパネルでもコードが断線していない限り、太陽光で発電していました。

もちろん、危ない状態なので、電気工事士さんに一旦ブレーカーを落としてもらい、修復工事をしています。

1年中で一番発電するのは何月でしょうか?  (続く)


2017年3月17日金曜日

ブログ「標識」

太陽光発電の事業をすでに開始していらっしゃる方も、これから始められる方もいらっしゃると思いますが、4月からFIT法が改正され、今後は設備認定ではなく事業認定へと変更になります。

​事業認定を受ける要件として、発電所に標識を掲示する事が求められております。
掲載すべきことは、再生可能エネルギーの区分(この場合太陽光発電)、名称、設備ID、所在地、発電量、設置者氏名、住所、連絡先、保守管理責任者氏名と連絡先、運転開始日です。

住所掲載は少々抵抗ありますね、個人的に連絡先はまだしも住所は出したくないです。
発電所前に掲載したらダイレクトメールが増え、何かの勧誘電話が増えるのでしょうね。
低圧太陽光は個人で投資している方もいるので、住所は勘弁してほしいと思う方は多数いらっしゃると思いますのでその点は考慮して欲しいものです。

肝心の標識ですが、野原産業さんという建築資材を手掛ける会社さんが受注開始したそうです。受注しているのは標識と注意喚起標識の2種類ですが、改正FIT法に適合した標識なので、当面は品薄になるかも知れませんね。



2017年3月16日木曜日

ブログ「新型プリウス」

産業の発展によって、技術革新が進んでいくのは当然の流れです。太陽光発電の普及によって、太陽電池の技術革新も進みます。


そんな中、先日トヨタから発売された新型プリウスPHVご存知でしょうか?
この車の特徴は、ルーフが太陽光パネルになっている事です。今までもルーフにパネルを装着する車はありました。ただ、基本的にはサブバッテリーへの充電に使用するのが一般的でした。オーディオとか、ライト用ですね。

今回発売された新型プリウスのソーラー充電は、駐車中に駆動用バッテリーに充電するシステムで、最大約6.1km/日の走行分の電力を充電できるものです。走行中は補機バッテリーの消費を補い燃費向上に貢献するそうです。ただ、理想は走行しながら駆動用バッテリーに充電できる事かなとは思いますが、これも、太陽光発電の発展によって、実現間違いない所まで来ているのでしょう。そうすれば電気自動車で完結できる世界になりますね。外観の好みはあると思いますが。


2017年3月15日水曜日

ブログ「木が気になる。。」

太陽光発電、当たり前のことですが、日照が得られなければ発電しません。
そんな事はどなたでもご存知だと思いますが、

日照遮蔽を甘くみると、恐ろしく悲惨な事になります。
具体的には、ご自身の太陽光発電所のパネルに影を形成している存在による
売電収益の逸失は相当な金額になってしまうことをご存知でしょうか?

先日、自分の発電所の保守点検に行ってきました。
まずパワコンが正常に作動しているかを液晶画面の確認から入りました。
曇ったり照ったりと、そんな天候の一日だったのですが、パワコンの数値変動
を眺めていたら、雲が差し掛かりちょっと影っただけで、パワコンの数値が劇的に落ちるものなんですね。

何ら異状はなかったのですが、この瞬間を目にしただけでも、草や樹木による日照遮蔽がもしあったりすれば、太陽光発電にとっては大ダメージ、大損してしまう可能性があると悟る事が出来ました。

発電所をお持ちの皆さま、日照遮蔽者の除去、パネルへの草木の
影響、ちょっとした落ち葉等にも十分ご注意なさって下さい。

以上ご参考までに。

2017年3月14日火曜日

ブログ「競売」(2/2)

競売というと「財産を取り上げる」イメージがありますが、競売にかからないよう返済するべき、リスクを承知で担保提供するべき、というほうが本来の筋ですので、何ら後ろめたさを感じる必要はありません。

また、金額の安さもそうですが、執行官と評価人が職責に基づき物件の状況を精査してくれるのも競売のいいところです。
​通常取引では購入の検討材料はネットや紙媒体の広告と申し訳程度にもらえる資料のみ、売買契約寸前に重要事項説明で初めて知る事項があることもざらですが、競売資料では対象地を特定する住所地番・土地の地勢等の太陽光発電に適するかの判断材料から、隣地境界争いの有無・固都税の額・いまの使用状況までもが明確にわかります。執行官には買い手にマイナスとなる要素を隠す必要もないので、難しい法律用語に慣れさえすれば物件のリアルな状況を把握しやすいのです。

そのためか、競売で投資用不動産の取得を検討するオーナーも増えているようです。
競売を利用する人が増えると狙った物件が落とせなくなる、落札額が上がるのが悩ましいところですので、本文をご覧になったかたは太陽光発電むきの土地を見かけても入札しないでくださいね(笑)。


2017年3月13日月曜日

ブログ「競売」(1/2)


​オーナーの皆様の多くは投資目的で発電所を保有されているはずですが、収益性の高い太陽光発電を実現する鍵とは「土地を安く買うこと」ではないでしょうか。

メーカー各社の競争により、パネルやパワコンなどの具材については性能価格の両面で商品間の差が小さくなっていますので、結局は土地代を安く抑えたほうがトータルコストの節約になる、あとはお天道様に祈るのみ、というわけです。

では、土地を安く買うにはどうしたらいいでしょうか?


一般に、太陽光発電に向く「日当たりがよくて、なるべく広くて、できるだけ安い土地」は、あまり不動産市場に流通していません。

というのも、ふつう土地とは家を建てるために売買するものですから、法律の制限などにより建築ができない土地があれば需要がなく安くなるのですが、不動産屋さんはそんな土地を頑張って売ったところで割に合わないのであまり取扱わない、なので地主も売りに出さないのです。


そこで、我々が頼りにしているのが裁判所の行っている不動産競売です。


引っ張っても特にオチはありませんが、続きます。

(続く)


2017年3月10日金曜日

ブログ「3.11」

福島原発の事故から6年が経ちました。

事故を起こした会社の危機管理体制の不全であるとか隠蔽体質に対する不信感、
あるいはそもそもの 原発そのものの是非 について
この場で語ることは避けたいと思いますが、
この6年間のあいだに
事故を契機に日本のエネルギー政策が大きくシフトチェンジして
太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギーに対する期待が高まり、
そしてその裏返しとして厳しい目を向けられることも増えた ということを
私たちは重く受け止めています。

太陽光発電が原子力発電に「とってかわる」にはいまだ多くの課題があります。
モジュールの長寿命化、蓄電池の性能向上、といった技術的なことから
近隣トラブル、景観への配慮が問題になるケースへの対応 がその一例ですが
自然災害と人口が多い日本において
安心・安全なエネルギーを安定供給するには、まだまだ努力が必要です。

事故を教訓に、目の前のできることを精一杯やることで社会を変えてゆく、
そのような想いを胸に
私たちは より多く・よりよい発電所を作っていきたいと考えております。

これからもHDR&吉見建設の太陽光発電に応援を宜しくお願いいたします。

2017年3月9日木曜日

ブログ「太陽光発電の今昔」

ここ数年、太陽光発電という言葉が人口に膾炙していくスピードよりも早く、国内の風景を端々から変えているようです。もっとも屋根上に設置型はそろそろ30年以上の歴史があり、生まれてから太陽光発電という言葉に慣れ親しんだ世代がもうとっくに存在していることになります。

​古くは80年代に浜田省吾氏が太陽光発電所でのライブをレコード会社の横槍にて中止させられたなど当時の環境保護運動と国の政策と利権は明確に相反するものでありましたが、時代の流れとともに、クリーンエネルギーを活用した生活のあり方を誰しもが程度の差はあれ考え、受入れる状況にもなっています。

例えばバンド、シアターブルック佐藤タイジ氏主催のTHE SOLAR BUDOKANは多くの出演者によるコンサート・イベントですが、運営に関わる電力のすべてをグリーン電力証書を通じた太陽光発電でまかなっています。当日会場周辺に設置された蓄電池と大量の太陽光パネルが発電する様子は、イベントの趣旨とそれに賛同したミュージシャン、アーチストたちのポジティブなメッセージとともに若い世代の再生可能エネルギーとその活用を考えるきっかけになっています。

2017年3月8日水曜日

ブログ「成層圏からのまなざし」

SF映画『インターステラー』(2014) 冒頭、大幅な気象変化により科学技術が退行したアメリカの農耕地域上空を、制御不能になったドローンが飛んでいくシーンがあります。

劇中の説明では、目的を失ったインドのドローンが太陽光発電による動力で延々と旋回している、というものだったかと思いますが、昼間に蓄電を行ないそれを夜間の動力とすれば半永久的な飛行が(機材の老朽化があるにせよ)可能、というのも現実的になりつつあります。

​(Wikipedia) ソーラープレーン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%B3

太陽光発電の効率が高まり人工物の滞空時間が長くなるほど、利用目的が「移動の為の手段」から「空に浮かぶ中継局」にシフトしていくのも頷けます。実際にテレビ放送や携帯電話の中継などをソーラープレーンに搭載した機材に担わせる成層圏プラットフォーム計画も存在しますし、滞空の安定性、信頼性さえ担保されれば建設コストも安価で済むのは素人目にも思います。

人類は太古から空、そして遠く宇宙にまで到達することを志向してきましたが、これからは危険を冒して大気圏を超えるよりも、それこそ太陽光発電も含めて空中に活路を見出していくのがスマートなのかもしれません。


2017年3月7日火曜日

蓄電池

「蓄電池」をご存知でしょうか?その名の通り、電気を貯めておくバッテリーです。
今までは、高価なものなので、コストパフォーマンス的にも手を出しにくい商品でした。役割としても非常用電源としてが主です。

そもそも太陽光発電は太陽が出ている間しか発電せず、その間しか売電もできないという性質があります。こうした性質上、パネル・パワコンの高効率化、影の影響を考えたレイアウト、太陽を追尾する架台設計などに焦点が当たり、蓄電池の需要は増えてこなかったのです。
しかし今後、出力抑制地域が増えていく現状を鑑み、夜間売電を可能にした蓄電池が発表されてきました。夜間売電とは、昼間の最も発電する時間帯に出るピークカット分を蓄電し、夜間に売電する事で収益を上げる方法です。また、出力抑制が実施された際、その間の分を蓄電し、夜間売電に回すことも考えられます。

いずれも商品の価格が下がらないと経済的メリットはありませんが、数年後には蓄電池付きが一般的な時代がくるのかもしれませんね。

2017年3月6日月曜日

ブログ「太陽光発電所購入のタイミング、時期につきまして」

先日太陽光発電の展示会に行ってきました。
さすがの盛況ぶりでした。太陽光発電の出展業者さんに加え、
今回は風力発電についても拡張展開がなされていました。

風力発電は、太陽光発電と違って全国どこでもできるわけでなく、
風速条件等充足が必要なことは皆さんもご存知の通りだと思います。
数社さんのブースに立ち寄り、利回りとIRRを尋ねて回ったのですが、
資力に余裕のある方でしたら(私には無理ですが)、
投資価値は十分にあるのではと思いました。

安全パイで攻めたい方には、日本国内に十分浸透しきったお馴染みの太陽光の、
在庫案件(32~36円)を探すのがよろしいかと思われます。


日本国内にまだ未連系の太陽光発電所は相当数に及ぶそうですし、
32~36円在庫が品薄になる前に、動かれた方がいいかもしれません。

春頃での購入は、融資利用の方には、キャッシュフローがより良い結果となり得ますし、
このタイミングでご検討されてみては如何でしょうか?



2017年3月3日金曜日

こんにちは!HDR再エネ事業部の設計担当です!

さて、今年もEXPOの季節になりました。
今月の1日から今日(3日)まで東京ビッグサイトではスマートエネルギーWeek2017が開催されており
第10回国際太陽電池展(PV EXPO 2017)をはじめとして様々な再生可能エネルギーに関連する製品やサービスの展示会が行われています。

太陽光発電や風力発電の設置や販売や管理を行う弊社としては、新たな取引先と出会うための貴重な機会なので、もちろん私も参加して色々みてきました。


LGさんの太陽光パネルです。
60セルで365Wというものすごい変換効率です。
FIT制度が始まった当初は同じサイズで250Wくらいが一般的だったのですが技術の進歩がめざましいですね。


Bell Energyさんのプラスチック製架台です。
紫外線に強い特殊なプラスチックなのだそうで、製品保証がなんと25年。
置くだけで設置できるので杭を打ち込めない土地等で使えそうです。


こちらはイタリアの風車メーカーtozziさんのナセルです。
弊社ではこの風車を近いうちに北陸で設置予定です。


日本電工開発さんのブースのカピバラっぽいキャラクター可愛い。
茶色もいました。

他にも最新の太陽光発電パネルやパワーコンディショナから、斜面等の特殊な現場で使用する架台、
ケーブルやコネクタなどの細かい部品、これらの部材の材料や設置工事用の工具まで様々なものが展示されており
とても楽しかったです(去年と同じ感想)

2017年3月2日木曜日

猫の島

こんにちは!HDR再エネ事業部の設計担当です。

先日のお休みの日に太陽光発電とは無関係に愛媛県の青島というところに行ってきました。
この島は一部のにゃんこフリークの中では「猫の島」として有名で、島民15名に対し猫が100匹以上いるといわれています。



そんな中で個人的に気になったのが島に建つ電柱です。
そもそも青島自体が四国本土から船で30分ほどかかる離島なのでここまで電気がきてる事がすごいなと思うのですが(昭和46年8月に海底ケーブルを通して電気を導入したのだそうです)、


港付近の民家があるエリアを離れ、獣道しかない山の中を20分ほど歩いてようやく辿り着ける灯台まで電柱と電線が続いてました。


この電柱をどうやって運んだのか、そしてどうやって建てたのか、どうやって電線を繋いだのか。

太陽光発電の仕事をしてると、現場の職人から「搬入路無くて電柱を現場に入れられない」と言われたり、電力会社さんから「建柱車が入れる道がないから建柱できない」というような事を言われたり、ということが多々あるのですけど、四国電力さんすごい。
今度現場から建柱できない的な連絡が来たらこの写真見せて「四国電力さんは出来てるんで頑張ってください」と言ってやろうと思ってます。
お前が現場来て建ててみろ!と怒鳴られるところまでがテンプレです。