2017年3月7日火曜日

蓄電池

「蓄電池」をご存知でしょうか?その名の通り、電気を貯めておくバッテリーです。
今までは、高価なものなので、コストパフォーマンス的にも手を出しにくい商品でした。役割としても非常用電源としてが主です。

そもそも太陽光発電は太陽が出ている間しか発電せず、その間しか売電もできないという性質があります。こうした性質上、パネル・パワコンの高効率化、影の影響を考えたレイアウト、太陽を追尾する架台設計などに焦点が当たり、蓄電池の需要は増えてこなかったのです。
しかし今後、出力抑制地域が増えていく現状を鑑み、夜間売電を可能にした蓄電池が発表されてきました。夜間売電とは、昼間の最も発電する時間帯に出るピークカット分を蓄電し、夜間に売電する事で収益を上げる方法です。また、出力抑制が実施された際、その間の分を蓄電し、夜間売電に回すことも考えられます。

いずれも商品の価格が下がらないと経済的メリットはありませんが、数年後には蓄電池付きが一般的な時代がくるのかもしれませんね。

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