中国は大気汚染が酷く、PM2.5等の報道で日本にも多少の影響があることはご存知だと思います。
中国の大気汚染は車の排ガスが影響しているというイメージだと思いますが、実は主な原因は石炭だそうです。
石炭が引き起こす大気汚染が原因で毎年数千人の死者が出ているのだとか。
他国の事だと他人事のように聞き流してしまいますが、少なくとも大気汚染の物質は風に乗って日本にも影響を及ぼしています。
まあ、空はつながってますので実感が無いだけで影響は当然ありますよね。
その中国が石炭から再生可能エネルギーへシフトており、最近では2017年に爆発で水没した炭鉱跡に巨大な水上太陽光発電所を建設している(もう完成して可動してるかもしれません)そうです。
再生可能エネルギーへのシフトによって、中国国内で200箇所以上に設置したモニターを調べた結果、2013年に比べ汚染物質が平均32%減少しているとのこと。
場所によっては52%減少した市もあるそうです。
太陽光は天気に左右されて不安定だなんだと言われますが、技術によって遠隔で抑制がかけられるのですから、より多く設置して発電量が多すぎる際に抑制するようにすれば、完全に太陽光だけで電力が賄える世の中になるかも知れません。
余分に発電した電力は貯めておけば夜でも使えますし、天気が悪かろうが必要量を確保出来る体制になれば世の中の大気汚染は相当減少するのでしょうね。